5カ月ぶりに補てん金交付


◇絵でみる需給動向◇


 農林水産省「鶏卵市況情報」によると、鶏卵市場(鶏卵荷受会社をいい、東京は3社対象)に産地の生産者、集出荷団体および集出荷業者等から平成20年6月に入荷した量は9,039トン(前年同月比4.9%増)と先月を上回った。一方、卸売価格は185円(同20.1%高)となり、5カ月ぶりに2円の補てん金が交付された(標準取引価格182.18円/kg)。総務省の「家計調査」によると、1人当たりの家計消費数量は20年2月以降、800g台で推移し、価格に関しては、卸売価格は月によって変動するが小売価格(東京・L)は200円台前半と比較的安定している(図8)。

図8 一人当たりの家計消費と鶏卵価格の推移


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