月報「畜産の情報」

2010年4月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

国産チーズの多様性と展開方法
白糠酪恵舎 代表 井ノ口和良


【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

牛肉・豚肉の輸入見込み数量

◇共通トピックス 平成22年度畜産物行政価格等の決定について

◇牛 肉 黒毛和種の1月の肉用子牛価格は、2年5カ月ぶりに前年同月を上回る

◇豚 肉 潤沢な国産在庫により枝肉卸売価格が依然低水準

◇鶏 肉 国内相場は部位別の格差が拡大

◇牛乳・乳製品 22年度の生乳計画生産は、3年ぶりの抑制

◇鶏 卵 21年下半期の生産量、前年同期を下回る

◇飼料 平成22年2月のトウモロコシの国際価格、2カ月連続で400米セント台を下回る
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 生産量の減少に伴い回復に向かう肥育牛価格
E U
豪 州 2014/15年度に向けて牛肉生産量、輸出量ともに回復を期待
 
◇豚 肉
米 国
E U 2010年2月の豚枝肉卸売価格は前月比3.4%高
◇鶏 肉
米 国 生産増加に転じる米国のブロイラー産業
タ イ
ブラジル 2009年の鶏肉輸出、量はほぼ前年並みも金額は大幅減
 
◇牛乳・乳製品 
米 国
E U 2009年における生乳供給量は前年比で0.2%減少
豪 州 2014/15年度までの酪農乳業に係る需給予測を発表
 
◇飼料穀物
インド、干ばつで大豆かす輸出量は3割以上の減少


【需給解説】

牛肉の販売意向調査の結果(22年度上期)について
〜価格低下も全体の販売量は横ばいの見込み〜

食肉生産流通部 食肉需給課 課長 藤野哲也、係長 菊池美智子


【調査・報告】

日本短角種を対象とした有機牛肉生産の取り組み
―青森県七戸畜産農業協同組合の事例―

日本大学生物資源科学部 准教授  川手 督也

飼料用米を利用したブロイラー生産の事例について
〜岩手県北部における取り組み〜

調査情報部 調査課 係長 井上裕之、係長 藤原琢也


【海外駐在員レポート】

温室効果ガス排出削減問題に主体的に取り組む英国の畜産関係団体
〜畜産部門から環境への影響緩和をめざして〜

ブリュッセル駐在員事務所  前間聡、小林奈穂美

ニュージーランド酪農乳業界における競争施策下での乳業メーカーの新規参入の動き
シドニー駐在員事務所 玉井明雄、杉若知子


【海外トピックス】

◇北 米
混迷する米国の気候変動対策法案の現状について
◇欧 州
2009 年の農業生産者収入は2年連続で減少
◇オセアニア
2009/10 年度のソルガム生産量、大幅な減少見込み(豪州)
◇アジア
干ばつによる農作物への影響懸念(東南アジア)
◇南米
2009年の牛肉輸出額は過去最高(アルゼンチン)

【機構から】

平成22年度の畜産業振興事業の概要
畜産振興部

平成21年度「畜産の情報」に関するアンケート調査結果の概要について
調査情報部

「中国の酪農と牛乳・乳製品市場」の出版のお知らせ
調査情報部


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