たくさんの来場者でにぎわった

"特産ちくさん物フェア"

来場者数は５万７千人

 
  畜産振興事業団は10月21日から23日まで､ 神奈川県川崎市の財団法人日本食
肉流通センターで ｢特産ちくさん物フェア｣ を開催しました｡ 第13回部分肉フ
ェア､ ジャパンミートピア '94インカナガワも同時開催され､ 初日こそ雨で人
出は今一つでしたが､ 土日は天候に恵まれ多くの来場者でにぎわい３日間の来
場者数は５万７千人で､ 昨年を５千人も上回りました｡ 
　 
  ｢特産ちくさん物フェア｣ は､ 地域の特色を生かして生産されている畜産物の
紹介､ 生産者と消費者の交流､ 消費者に対する畜産物に関する知識の啓もう､ 
などを目的に年に何回か開催しているもので､ ここ川崎でのフェア開催は今年
で３回目となり市民にも定着してきました｡ 

お国自慢の特産ちくさん物

  今回のフェアには15道県からの参加があり､ 会場にはお国自慢の特産ちく
さん物が所狭しと並べられました｡ なかでも､ ジャージー牛乳をつかったヨー
グルトや発酵バターなどの一般の店ではなかなか見られない乳製品が来場者の
興味をひき､ 好調に売れていました｡ 土日は気温が上昇したこともあり､ 家族
連れが牛乳や卵をたっぷりをつかったアイスクリームをおいしそうに食べてい
ました｡ 一方､ 食肉では､ 需要期を迎えたこともあり､ 各地の銘柄牛に人気が
集まっていました｡ また､ 最近の健康志向からカルシウムを強化した特殊卵な
どもよく売れていました｡ 
　
  各ブースには､ 商品を買い求めたり､ 試食品に舌鼓を打つ人でごった返して
おり､ なかなかの盛況ぶりでした｡ 出展者と地元の話で盛り上がる人､ 商品に
ついて色々と質問する人なども多々見受けられ､ フェアの目的はかなり達成で
きたのではないでしょうか｡ 

各イベントに長蛇の列  

  フェアでは､ 広い会場を利用して､ 様々なイベントも催されました｡ その一
つにすでに恒例となっている ｢牛の丸焼き｣ があります｡ 人気があるため､ 試
食を開始するやいなや､ 大きな牛肉のかたまりはあっと言う間に骨だけになっ
てしまいました｡ また､ 食肉消費に関するアンケートの回答者には､ 野外バー
ベキューの無料試食券が配布されましたが､ これも人気で､ 長蛇の列ができま
した｡ 
　
  会場には､ ポニー乗り場や家畜ふれあい牧場も設けられ､ 都会の子供達が日
頃あまり接することのない､ 牛やヤギなどの動物と楽しそうに遊ぶ姿が印象的
でした｡ 
　
  この場を借りて､ ご来場いただいた方々はもちろん､ 出展者､ 関係各位の方
々のご協力により､ このフェアが無事終了したことに感謝いたします｡ 

 (企画情報部　企画課　樋口　英俊) 

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