◎地域便り

 この「地域便り」では、北海道、岩手県、群馬県、宮崎県及び鹿児島県の協力を得て、地域における畜産の新しい動き、先進的な畜産経営の事例等を紹介してます。
 

第19回九州地区牛削蹄競技大会開催

(宮崎県 加藤 和人)

  第19回九州地区牛削蹄競技大会が、 8月30日宮崎県北諸県郡山之口町畜産
総合センターで開催された。 
 
  宮崎県からの10名を含め九州各県から29名の選手が出場し、 炎天下の中、 
足が上がった状態を維持させる器具を使用せずに、 無保定のまま黒毛和牛を
相手に削蹄実技を競う削蹄競技と、 牛の姿勢やつめの形などをみる判断競技
を行った。 選手たちは汗だくになりながら、 真剣に競技に取り組んだ。 
 
  瀧口幸憲審査委員長 (宮崎県畜産試験場長) によると、 出場者のレベルは
高く、 判断競技では模範回答に近いものがあり、 削蹄競技では著しい向上が
みられたとのことだった。 
 
  この大会の上位6名は10月23日から24日にかけて、 栃木県西那須野ホウラ
イ (株) 千本松牧場で開かれる農林水産祭参加行事の平成7年度全国牛削蹄
競技大会に出場することとなっており、 活躍が期待される。 
    

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