9月−96, 181トン (▲1. 4%)
・2カ月前のえ付け羽数が前年同月比1.6%減等から、 引き続き前年同月を下
回る
ブロイラー用ひなえ付け羽数−52, 856千羽 (1. 6%)
・前年同月が低水準であったこと等から、 3カ月ぶりに前年同月を上回る
・農水省統計情報部の出荷見通しでは前年同月比10月▲5%、 11月▲2%、
12月▲2% (10月上旬聞き取り)
9月−41, 922トン (▲7. 7%)
・7月以降3カ月連続で前年同月を下回る
・中国産は卸売価格の低下もあり、 16,603トン (▲16.3%) と、 4カ
月連続で前年同月を下回る、 冷蔵品は1, 068トン (9. 5%) と前月と
は一転して前年同月を上回るが、 前々月までと比べ伸びは鈍化
・米国産は8, 105トン (▲30. 6%) 、 主力の骨付きももが4,423
トン (▲41. 5%) と前月に引き続き前年同月を大幅に下回る
9月−139, 333トン (▲2. 8%)
・7月以降前年同月を下回って推移
・国産品は、 生産量の減少等から前年同月をわずかに下回る
・輸入品は、 輸入量の減少等から7月以降前年同月を下回って推移
9月−114, 549トン (▲2. 8%)
・8年9月以来11カ月ぶりに前年同月を下回った8月末の在庫から、 約1,2
00トンの取り崩し
・輸入品は、 輸入量の減少等から引き続き前年同月を下回る
・国産品は、 7月より約1,600トン減少するが引き続き前年同月を大幅に上
回る
9月−もも肉484円/kg (▲21. 0%)
・家計消費等の需要が昨年を下回っていることなどから、 前年同月を大幅に下回
る
むね肉282円/kg (▲15. 8%)
・6月以降連続で、 高水準の前年同月を大きく下回って推移
9月−中国産もも肉317円/kg (▲13. 9%)
・輸入量が7月以降前年同月を下回っているが、 国産相場の下落等から、 軟化傾
向にあり、 8年4月以来1年5カ月ぶりの低い水準
米国産骨付きもも肉263円/kg (▲5. 1%)
・8カ月連続で前年同月を下回って推移
家計消費で評価される国産銘柄鶏
最近、 国産銘柄鶏の消費が増えていると見られている。 季節別食肉消費動向調
査 ( (財)日本食肉消費総合センター) によると、 鶏肉100g当たりの購入価格
帯別購入世帯割合は100円以下の価格帯で減少傾向、 逆に151円から250
円の範囲で増加傾向にある (図7) 。 これは、 銘柄鶏等付加価値を付けた商品が
増加しているためと見られる。
調査をした約半数の消費者が、 銘柄を表示した鶏肉を購入しており、 その評価
は、 「おいしい」 60.2%、 「健康によい」 38.0%となっている。
また、 今後の購入意向では 「いまのまま」 の現状維持65.8%に対して、「増
やしたい」 が23. 8%となっている。
(注) (社) 本食鳥協会の定義では、
国産銘柄鶏 地 鶏─在来鶏の純系種によるもの、 または在来鶏を素びな生産の
両親または片親に使ったもので、 飼料、 飼育方法、 飼育日
令等に工夫を加えたもの。
銘柄鶏─素びなは若どりの素びなそのものを用いるが、 飼料、 飼育
方法、 飼育日令等に工夫を加えたもの。
なお、 農林水産省において特定 JAS規格としての 「地鶏」 の規格設定が検討さ
れている。
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