9月−9, 180トン (▲4. 8%)
・今後の生産指標となる9月の採卵用めすのひなえ付け羽数は、 本年1月以来8
カ月ぶりに増加に転じ9, 572千羽 (4. 6%)
輸入量−9, 112トン (8. 8%、 殻付き換算)
・マヨネーズ等の原料となる卵黄 (粉以外) の累計輸入量 (4月〜9月) は19.
9%減
9月−217円/kg (▲4. 8%、 東京・M)
・加工向けや量販店の特売の手当てが振るわなかったこと等から、 前年同月を下
回る
・9月の標準取引価格は216.87円/kg、 鶏卵価格安定対策事業による補て
んはなし
家計購入量は西高東低
農林水産省畜産局の推計では、 平成8年度鶏卵の消費の53%が家計消費、 業
務・加工用が47%とされている。
このうち、 1人当たりの家計購入量を地域別に見ると、 沖縄を除いて西高東低
の傾向が見られる。
年による順位の入れ替えはあるものの、 中国、 四国、 近畿地方が上位を占める
構図は、 20年前 (昭和51年) と比較しても変わっていない。
平成8年では、 中国地方の1人当たり購入量が12, 502gで関東地方より
2, 506グラム多い。 これは、 鶏卵約42個分に相当する。
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