4月−102,447トン (▲4.8%)
・2カ月前のえ付け羽数が前年同月を下回っていること等から、 1月以降前年同
月比マイナス
ブロイラー用ひなえ付け羽数−5千440万羽 (0.6%)
・農水省統計情報部の出荷見通しでは5月0%、 6月5%、 7月▲1% (前年同
月比、 5月上旬聞き取り)
4月−35,623トン (▲13.4%)
・在庫が高水準なこと、 円安等から、 8年6月以来10カ月ぶりに前年同月比10%
以上減少
・中国産は16,427トン (22.5%) と引き続き安定
・米国産は7,359トン (▲28.5%)、 骨付きもも、 その他のもの、 いずれも前年同
月を大幅に下回る
4月−147,117トン (▲4.7%)
・国産品は、 生産減等から、 1月以降前年同月を下回って推移 (▲12.8%)
・輸入品は5万トン台と8年12月以来の高い水準 (14.3%)
4月−105,248トン (8.2%)
・8年10月以降、 前年同月を上回って推移
・輸入品は、 輸入量の減少等から前年同月を下回る
4月−もも肉615円/kg (5.1%)
・生産量の減少傾向等から引き続き前年同月を上回る
むね肉316円/kg (9.7%)
・加工・業務向け需要の好調等から、 12カ月連続で前年同月を上回る
4月−中国産もも肉322円/kg (3.9%)
・前年同月が低水準なこと等から3月に続き前年同月を上回る
米国産骨付きもも肉262円/kg (▲2.6%)
・輸入量は絞られているが、 2月以降前年同月を下回って推移
・むね肉は前年同月の約3割高
低下傾向にある国産もも肉の卸売価格
7年10月以来連続 (9年2月を除く。) で前年同月を上回って推移してきたも
も肉の卸売価格は、 5月に入って、 生産の減少傾向にもかかわらず、 前年を下回
って低下してきている。 例年、 ゴールデンウィーク明けは価格が低下するが、 8
年度に比べそのテンポは急である (図7)。
7年度は、 輸入量の急増等から同じく下落傾向にあったが、 今年1〜4月の輸
入量は、 前年同期比99.7%と増加してはいない。
しかし、 もも肉が主体で国産フレッシュ物と競合する中国産チルドの輸入量は
1月以降も毎月1千トンを超え、 前年同月比1.6〜2.5倍のハイペースで推移して
いる。 現地の日本向け生産体制が確立していること、 チルド配送体制の充実等が、
この背景にあり、 国産もも肉の卸売価格低下の要因になっていると考えられる
(図8)。
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