6月−105, 387トン (5. 7%)
・2カ月前のえ付け羽数が前年同月を上回っていることもあり、 5カ月ぶりに前
年同月比を上回る
ブロイラー用ひなえ付け羽数−4千924万羽 (0. 3%)
・農水省統計情報部の出荷見通しでは7月▲3%、 8月▲4%、 9月2% (前年
同月比、 7月上旬聞き取り)
6月−45, 761トン (2. 6%)
・米国産とブラジル産がかなり増加し、 一方、 中国産とタイ産はわずかに減少
・中国産は18, 791トン (▲0. 9%) と8年7月以来ほぼ1年ぶりに前
年同月比減少するも、 冷蔵品は1, 315トン (37. 3%) と引き続き増
・米国産は10, 454トン (7. 2%) 、 うち骨付きのももが6,252ト
ン (14. 6%) とかなり上回る
6月−147, 561トン (5. 9%)
・国産品は、 生産量が前年同月を上回っていることもあり、 前月に引き続き前年
同月を上回る
・輸入品は、 輸入量が前年同月を上回っていること等から前年同月を上回る
6月−116, 444トン (11. 8%)
・8年10月以降、 前年同月を上回って推移
・輸入品、 国産品、 いずれも前月より積み増しとなる
6月−もも肉510円/kg (▲12. 2%)
・生産量・出回り量の増加、 高水準の在庫、 更に競合する冷蔵品輸入量の増加等
もあり、 7年9月 (502円) 以来1年9カ月ぶりの低い水準
むね肉303円/kg (▲6. 5%)
・生産量の増加等から8年4月以来1年2カ月ぶりに前年同月を下回る
6月−中国産もも肉320円/kg (▲7. 0%)
・国産品の卸売価格が前年同月を下回っていること、 在庫水準が高いこと等から
5月に引き続き前年同月を下回る
米国産骨付きもも肉6月264円/kg (▲2. 6%)
・輸入量が前年同月を上回っていることもあり前年同月を下回る
・むね肉は、 中国産、 タイ産ともに前年同月を1割以上、 上回る
中国産チルドの輸入動向
9年2月まで中国産チルドの輸入量は、 前年同月比で2倍以上と激増してきた
(図7) 。 しかし、 3月以降、 月間輸入量は1, 300〜1,500トンとなり、
伸び率は5月、 6月と30%台になっている。
まだまだ伸び率は高いものの、 一時よりも鈍化した理由として、 中国産チルド
の増加が国産相場の低下要因の一つとも言われる中で、 国産相場が下がることで
中国産チルドのメリットが小さくなってきたこと等が挙げられる。
秋から冬にかけては、 鶏肉の需要期となり、 例年であれば国産相場が上昇する
ことから、 今後の中国産チルドの輸入動向が注目される。
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