飼 料

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◇図1:配合飼料の生産量◇


5月の生産量−2, 020, 079トン (0. 8%) 

・乳用牛飼養頭数の減少等から、 乳牛用が2月以降前年同月を下回る一方で、 肉
 豚用が5. 4%と11カ月連続して前年同月を上回る


◇図2:とうもろこしの輸入量◇


6月の輸入量−871, 325トン (0. 9%) 

・米国産が前年同月を4. 2%下回ったが、 アルゼンチン産30, 740トン、 
 中国産16, 063トンの輸入あり

輸入価格−17, 774円/トン (▲15. 0%) 

・シカゴ相場の低下から、 4月以降前年同月を下回り、 前月比でもかなり値を下
 げる


◇図3:配合飼料の価格動向◇


4月の配合飼料工場渡価格(全畜種加重平均) −39,313円/トン(1.2%) 

・9年1月以降ほぼ横ばいで推移してきたが、 4月は前月より、 1,030円値
 を上げる。 


トピックス
乳牛用配合飼料生産量、 減少傾向に

◇図4:乳牛用配合飼料生産量と生乳生産量 (対前年同月増減率) ◇


 生乳増産への取り組みや、 粗飼料が配合されたコンプリートフィードの需要の
伸び等を反映して好調だった乳牛用の配合飼料生産量が、 2月以降4カ月連続で
前年同月を下回って推移している。 

 これは、 乳用牛の飼用頭数の減少が主要因と見られ、 7年9月以降前年同月を
上回って推移してきた生乳生産量も9年度に入り、 3カ月連続して前年同月を下
回っている。 

 また、 業界筋によると、 コンプリートフィードから自家配合飼料に戻る動きも
一部あるという。


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