12月−117,546トン (▲1.5%)
・ひなえ付け羽数の減少等から、 減少傾向続く。
ブロイラー用ひなえ付け羽数−54,801千羽 (▲0.1%)
・卸売価格の低迷等を受け、 わずかながら、 減少傾向続く。
・農水省統計情報部のひな出荷見通しでは前年同月比1月▲2%、2月▲3%、3
月▲4%。 (1月上旬聞き取り)
9年度 (4〜11月)−342,560トン (▲14.4%)
・卸売価格の低下等から、 前年同期をかなり下回る。
・中国産は、 9年度累計では8.2%減、 しかし、 うち冷蔵品は同15.9%増と
月平均約1,200トンのペース。
・米国産は、 9年度累計で、 主力の骨付きのももが31.4%減と大幅に減少、合
計でも、 24.8%減。
9年度 (4〜11月)−1,163,576トン (▲2.6%)
・9年2月以降、 6月を除き前年同月を下回る。
・国産品は、 9年度累計で1.1%減、 輸入品は同5.8%減と、 これまで伸びが
大きかった輸入品の減少率が大きい。
12月−93,167トン (▲18.8%)
・8年5月以来の10万トンを割る水準。
・9年8月以降、 前年同月を下回る。
12月−もも肉680円/kg (▲4.9%)
・高水準の前年同月を下回るが、 最需要期であり、 月初から値を上げ、 月末には
700円を突破。
むね肉283円/kg (▲18.0%)
・需要が弱く、 引き続き300円を割る。
12月−中国産もも肉306円/kg (▲19.0%)
・輸入量は減少傾向と見られるが、 前月比3円高にとどまり、 8カ月連続で、 前
年同月を下回る。
米国産骨付きもも肉256円/kg (▲8.6%)
・最需要期にもかかわらず、 前月と同水準で、 11カ月連続で前年同月を下回る。
減少傾向が続く、 え付け羽数
ブロイラーのひなえ付け羽数は、 中・小経営の飼養中止等から基調としては減
少傾向にある。 9年度前半には、 この減少率 (3カ月移動平均値) が縮小した。
これは、 平成7年後半から堅調に推移してきた卸売価格が経営意欲を刺激したこ
とが影響したものと思われる。
その後、 9年5月以降、 卸売価格が前年同月を下回るようになると、 再びえ付
け羽数の減少傾向がはっきりしてきている。
農林水産省統計情報部では、 今後のひな出荷について、 1月▲2%、 2月▲3
%、 3月▲4%と見通している。
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