-
トピックス/出荷羽数「20〜30万羽」以上の戸数階層がさらに増加
5月−100,196 トン(▲1.5%)
・基調としては、減少傾向で推移。4月に3カ月ぶりで前年同月を上回ったが、5
月にはやや下回る。
ブロイラー用ひなえ付け羽数−50,118千羽(3.1%)
・減少傾向で推移。5月は3カ月ぶりで前年同月をわずかに上回る。
・農林水産省統計情報部のひな出荷見通しでは、前年同月比で、6月▲2%、7月
▲5%、8月▲4%(6月上旬聞き取り)。
5月−50,298トン(10.8%)
・中国産、ブラジル産等の増加からかなり上回る。
・中国産は20,189トン(6.5%)と2カ月連続して2万トンを超過。うち冷蔵品は、
1,385トン(18.8%)。
・ブラジル産は4カ月連続で増加。タイ産は再び前年を上回る(9.5%)。米国産
は6カ月連続で減少。
鶏肉の調製品輸入量−12,825トン(49.5%)
・引き続き高水準で推移しており、中国産増加等からかなり上回る。
5月−145,822トン(5.5%)
・11年8月以降、おおむね前年同月を上回って推移。
・国産品は、100,341トン(4.9%)と2カ月連続で前年同月を上回る。
・輸入品は、45,481トン(7.1%)。
・家計消費量は、2カ月連続して前年同月を下回り287g/人(▲2.2%)。
5月−116,063トン(20.2%)
・国産品は、10年12月を底に増加し、11年5月以降、おおむね前年同月を上回っ
て推移。5月は10カ月ぶりに前年同月を下回り18,503トン(▲15.5%)。
・輸入品は、輸入量が増加傾向で推移していることから、11年4月以降前年同月
を上回って推移。5月は97,560トン(30.7%)と2カ月連続で大幅に増加。
・全体では、11年5月以降、前年同月を上回って推移。
5月−もも肉633円/kg(▲2.9%)
・需要の低迷等から、10カ月連続で前年同月を下回る。
むね肉200円/kg(▲22.5%)
・輸入量の増加等の影響を受け、12カ月連続で前年同月を下回る。
6月−もも肉584円/kg(▲4.9%)
・引き続き前年同月を下回って推移。
5月−中国産もも肉255円/kg(▲19.6%)
・輸入価格の低下等から、11年5月以降、前年同月を下回って推移。
米国産骨付きもも肉205円/kg(▲18.0%)
・輸入量が減少しているにもかかわらず、輸入価格の低下等から、11年6月以降、
前年同月を下回って推移。
出荷羽数「20〜30万羽」以上の戸数階層がさらに増加
農林水産省「平成11年食鳥処理場調査結果」によると、平成11年の全国のブロ
イラー出荷戸数は3,655戸(▲3.0%)と減少したものの、出荷羽数は571,485千羽
(0.0%)、出荷重量は1,560,749トン(0.5%)と共に前年並みであった。
飼養戸数は、景気・需要の低迷等から前年に引き続き中小規模飼養者層で減少
しており、これに対して年間「20〜30万羽」以上を出荷する大規模飼養者層の戸
数が増えている。これに伴い、1戸当たりの出荷羽数は15万6千羽(3.0%)とな
り、引き続き増加している。
一方、地鶏にあたる「その他の肉用鶏」の出荷羽数は、前年に比べ減少し7,7
99千羽(▲0.5%)となった。出荷重量についても23,304トン(▲1.4%)と減少
しており、平成5年に「その他の肉用鶏」の調査を開始して以来、わずかながら
初めて減少に転じた。(本調査においては食鳥のうち、ふ化後3カ月以上の鶏を
計上している。)
また、平成12年2月1日現在の全国のブロイラー飼養戸数は3,084戸(▲3.4%)
飼養羽数は108,786千羽(1.3%)となり、1戸当たりの飼養羽数は3万5,300羽
(5.1%)と前年に比べ増加している。
元のページに戻る
月報「畜産の情報(国内編)の目次に戻る