4月−1,877,021トン(▲9.3%)
・4〜6月期の価格が値上げとなっため、全畜種で前年同月をかなり下回る。
・養鶏用は、成鶏用が7.2%、ブロイラー用が9.8%といずれも下回り、全体で8.2
%下回る。
・養豚用は、肉豚用が10.4%、子豚用が12.8%といずれも下回り、全体で11.5%
下回る。
・乳牛用は8.1%、肉牛用は10.3%といずれも下回る。
5月の輸入価格−12,981円/トン(▲4.6%)
・シカゴ相場は、新穀の作付けが順調に進み、適切な降雨も見られたことから低
下傾向にある。為替相場が前年同月に比較し、かなり円高傾向となっているこ
ともあり、輸入価格は前年同月をやや下回る。
5月の輸入量−868,537トン(▲10.5%)
・米国産は853,763トン(▲10.5%)と5カ月連続で前年同月を下回り、中国産は
10,986トン(97.9%)と3カ月連続で上回る。
3月−31,977円/トン(▲7.5%)
・10年4月以降、前年同月を下回って推移。12年1〜3月期の配合飼料価格の切り
下げ等から、引き続き前年同月をかなりの程度下回る。
7〜9月配合飼料価格、据え置き
全農は、7〜9月期配合飼料供給価格を据え置くことを決定した(6/22)。
<最近の原料コスト動向等>
@とうもろこしのシカゴ相場は、新穀の作付けが順調に進み、適切な降雨もあ
って低下傾向だが、今後は6〜7月の受粉期の天候次第で不安定。A為替レートは、
幾分円高で推移する見込み。B副原料の大豆かす価格は天候要因から上昇が、魚
粉価格は原産地の漁獲量増加から低下が見込まれている。
<補てんの実施>
配合飼料価格安定制度による通常補てん金500円/トンが交付される。
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