トピックス/肉用子牛生産者補給交付金
乳用種は52,170円/頭、交雑種は7,000円/頭
6月−28,487トン(▲1.5%)
・10年6月以降おおむね前年同月を上回って推移してきたが、3カ月連続で前年同
月を下回る。
・ 12年度累計では2.4%減。
・枝肉重量は、前年同月並み。
6月の和牛−43,494頭(1.1%)
乳牛−54,953頭(▲1.1%)
・和牛のうち、去勢は減少傾向で推移しているが、5、6月と前年同月を上回る。
12年度累計では0.8%減。めすはおおむね前年並みで推移。
・乳牛のうち、去勢は増加傾向で推移してきたが、4月以降3カ月連続で前年同月
を下回る。12年度累計では3.0%減。めすは11年8月以降おおむね前年を上回る。
6月−56,542トン(11.5%)
・冷蔵品は11.6%上回る。冷凍品も11.6%上回る。
・12年度累計では3.5%増。うち冷蔵品は7.9%増、冷凍品は0.2%減。
輸入見込数量(事業団調べ)
6月の米国産−26,815トン(12.2%)
・冷蔵品は15.2%増となり、12年度累計では8.8%増。
・冷凍品は9.6%増となったが、12年度累計では6.3%減。
豪州産−26,706トン(12.0%)
・冷蔵品は8.9%増となり、12年度累計では6.7%増。
・冷凍品は17.5%増となり、12年度累計では8.4%増。
6月−86,449トン(5.6%)
・国産品は、3.6%減。12年度累計では1.3%減。
・輸入品は、11.0%増。12年度累計では1.6%増。
・合計で、12年度累計では0.6%増。
6月−247g/人(▲4.3%)
・9年12月以降、消費支出が低迷する中で、おおむね前年同月を下回って推移し
てきており、6月は4.3%減。
・12年度累計では1.3%減。
6月−110,798トン(11.6%)
・10カ月連続で前年同月を上回る。
・国産品は3カ月連続で前年同月を下回り、13,462トン(▲5.9%)。
・輸入品は9カ月連続で上回る。6月は97,336トン(14.6%)。
6月−1,026/kg(14.3%)
・長引く消費不振の影響等から10年1月以降は前年同月を下回って推移していた
が、11年10月に22カ月ぶりに上回り、以降上回って推移。
6月のA5−2,446円/kg(0.5%)
・8カ月ぶりに前年同月を上回る。
A3−1,459円/kg(0.6%)
・25カ月ぶりに前年同月を上回る。A2は、11年10月以降おおむね上回って推移
しており、6月は12.9%上回る。
6月の乳去勢B2−779円/kg(46.2%)
・11年10月に26カ月ぶりに前年同月を上回り、以降上回って推移。
F1 去勢B3−1,146円/kg(8.7%)
・消費低迷の中、全国的な取引頭数の増加もあり、おおむね前年同月を下回って
推移してきたが、6月は8.7%増。B2は、11年9月以降上回って推移。
6月の米国産冷蔵リブアイロール1,762円/kg(2.6%)
・3月に15カ月ぶりに前年同月を上回る。6月は4カ月連続で上回る。
豪州産冷蔵グラス・フルセット−419円/kg(▲17.7%)
・ほぼ一貫して前年同月を下回って推移。
6月の頭数−37,140頭(39.1%)
・母牛頭数の減少等から、基調としては前年同月比で減少傾向で推移しているも
のの、口蹄疫が終息したことから、南九州の子牛市場での上場が大幅に増え、
6月は大幅に増加。
6月の価格−381千円(5.3%)
・10年9月以降、おおむね前年を上回って推移してきており、取引頭数は多いも
のの、6月はやや上回る。
6月の子牛価格−75千円(48.5%)
・1月に28カ月ぶりに前年同月を上回り、以降上回って推移。6月は引き続き大
幅に上回る。
ヌレ子価格−61千円(167.4%)
・14カ月連続で前年同月を上回る。6月は引き続き前年同月を大幅に上回る。
6月の子牛価格−173千円(32.8%)
・枝肉価格の低下、取引頭数の増加等から低水準で推移。
10年4月に20万円を割り込み、低下基調で推移していたが、11年10月以降は上
昇基調で推移。3月に31カ月ぶりに前年同月を上回り、6月は4カ月連続で上回る。
ヌレ子価格−102千円(57.3%)
・子牛価格の低下、取引頭数の増加等から、低水準で推移していたが、11年11月
以降は前年同月を上回って推移。
肉用子牛生産者補給交付金 乳用種は52,170円/頭、交雑種は7,000円/頭
農林水産省畜産局は平成12年度第1四半期指定肉用子牛の平均売買価格を公
表した。12年度から乳用種と交雑種が分離され、それぞれ保証基準価格と合理化
目標価格が設定されて以来初めての平均売買価格の算定となる。
国産牛肉の枝肉価格は、低・中級部位を中心として引き続き量販店および消費
者の国産志向に支えられ高値で推移している。乳用種及び交雑種の子牛価格も枝
肉価格の低迷で落ち込んでいた昨年の価格を大幅に上回って推移しており、第1
四半期の平均売買価格は、乳用種が78,700円/頭、交雑種が168,000円/頭となっ
た。
これにより、これまで同一だった乳用種と交雑種の補給金単価が、乳用種で52,
170円/頭、交雑種で7,000円/頭となり、前期の補給金単価40,500円/頭と比較
すると、乳用種で11,670円/頭増、交雑種は33,500円/頭減となった(図15)。
初生牛の価格を見てみると、乳用種、交雑種とも上昇したが、乳用種において
子牛価格との価格差が縮小傾向となっている(図16)。
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