5月−72,943トン(▲1.1%)
・と畜頭数はほぼ前年同月並みの1,360千頭(▲0.9%)。13年度累計では2,693
千頭(▲0.4%)。
・平均枝肉重量(全国平均)は、ほぼ前年同月並みの76.6kg/頭(▲0.2%)。
肉豚生産出荷予測
資料:農林水産省生産局畜産部「肉豚生産出荷予測」
(平成13年6月29日公表)
5月−72,198トン(42.2%)
・冷蔵品は米国産およびカナダ産を中心に増加し、18,706トン(11.7%)。13
年度累計では12.8%増。
・冷凍品は53,484トン(57.2%)。3カ月連続で前年同月を上回る。13年度累計
では57.7%増。
5月の米国産−26,715トン(55.7%)
・冷蔵品は、13,153トン(12.9%)とかなりの増加。13年度累計では11.9%増。
冷凍品は、大幅に増加し13,560トン(146.8%)。8カ月連続で上回る。13年
度累計では124.2%増。
デンマーク産−20,213トン(46.8%)
・2カ月連続で上回る。13年度累計では68.1%増。
・韓国産の代替として、カナダ産16,110トン(77.1%)、メキシコ産4,555トン
(53.4%)等が増加。
5月−124,186トン(1.0%)
・国産品は、77,864トン(5.8%)。13年度累計では3.6%増。
・輸入品は、46,323トン(▲6.2%)。13年度累計では7.8%減。
・合計では13年度累計で1.5%減。
5月−403g/人(▲0.5%)
・12年7月以降おおむね前年同月を上回って推移したが、13年4月以降2カ月連
続で下回る。
・13年度累計では1.6%減。
4月の加工仕向肉量−35,181トン(1.9%)
・国内物は、8,888トン(▲0.4%)。輸入物は、9カ月連続で前年同月を上回り、
5月は26,294トン(2.7%)。
5月−154,395トン(60.4%)
・輸入品在庫は、10カ月連続で前年同月を上回る。5月は、EUからの輸入一時停
止措置の影響で手当が進み、輸入量が急増したことから 136,601トン(83.3
%)と大幅な増加。
・国産品在庫は、11カ月ぶりに前年同月を下回り、5月は17,794トン(▲18.1%)。
・合計では、10カ月連続で前年同月を上回る。
5月−487円/Kg(12.5%)
・堅調に推移し2カ月連続で前年同月を上回る。
6月−538円/Kg(5.5%)
・前年同月をやや上回る。
5月 冷凍品「うで」−401円(7.2%)
同 「もも」−428円(10.6%)
・うでは、10年11月以降、おおむね前年同月を下回って推移していたが、13年3
月以降3カ月連続で上回る。
・ももは、8年10月以降、おおむね前年同月を下回って推移していたが、13年2
月以降4カ月連続で上回る。
5月 米国産「ロース」−689円/Kg(6.7%)
・9年10月以降、前年同月を下回って推移していたが、12年10月以降は8カ月連
続で上回る。
5月デンマーク産「ばら」−571円/Kg(6.3%)
・12年2月以降、おおむね前年同月を上回って推移。米国産、カナダ産について
も引き続き前年同月を上回る。
SG発動基準数量と発動期間について
13年度第1四半期(4〜6月)のSG(セーフガード)発動基準数量は、過去3
年における同期の輸入実績により算出されることから10〜12年度の第1四半期
(4〜6月)の実輸入量(製品ベースの数量)が算出の基礎となる。この輸入量
には、生鮮・冷蔵、冷凍、くず肉、ハムおよびベーコン等の加工品が含まれ、当
該期間中の平均輸入量の119%に当たる数量が発動基準数量とされ、183,850ト
ンとなった。
SGの発動期間は、第1四半期から第3四半期までの間(4〜12月)においては、
各月までの累計輸入量が前3年度の年度初日から該当する四半期末までの平均累計
輸入量の119%に当たる発動基準数量を超えた場合(13年度の場合、表に示すと
おり183,850トンに対し、4〜5月に138,299トン輸入されていることから6月の
輸入量が45,551トンを超えた場合)、超えることとなった月(6月)の翌々月
(8月)の初日から当該年度の末日までSGが発動されることとなる。
また、第4四半期においては、2月以前に当該年度の累計輸入量が前3年度の平
均輸入量の119%を超えた場合、翌年度の4月1日から6月末までSGが発動され、
3月に超えた場合には5月1日から6月末日まで発動される。
直近では、8年7月1日から9年6月末日まで発動された。
表 第1四半期SG発動基準数量の算出
資料:財務省「告示」
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