1〜3月−629,780トン(0.8%)
・ほぼ前年同期並み。
・今後の生産指標となるえ付け羽数は、9カ月連続で前年同月を上回り、5月は
9,773千羽(0.4%)。ひな出荷見通しでは、前年同月比で、6月2%、7月
1%、8月1%(6月上旬聞き取り)。
5月−11,196トン(6.5%、殻付き換算)
・卵白粉が増加し、前年同月をかなり上回る。
・13年度累計では、19,321トン(▲7.3%)。
5月−141円/kg(▲22.1%)
・前月に引き続き前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は136.80円/kgで28円/kgの補てんを実施。
6月−140円/kg(▲15.7%)
・前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は135.37円/kgで30円/kgの補てんを実施。補てんは3カ月連続。
鶏卵価格、主要海外4都市に比べ低水準
農林水産省が公表した「東京及び海外主要5都市における食料品の小売価格調
査(平成12年11月調査)」によると、海外主要5都市の食料総合の価格は、東京
の5〜8割程度の水準となっているが、鶏卵については、ニューヨーク以外の4都
市では引き続き東京より1〜5割程度高い価格となっている。
わが国の鶏卵業は、企業的な経営が進み、施設等の充実から工業的な生産が行
われており、土地集約制が比較的高いことなどから、他の食品や牛肉、豚肉、牛
乳に比べ依然として低い価格水準となっている(図4)。
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