◎調査・報告
第11回全日本ホルスタイン共進会・第3回全日本ジャージー共進会開催される
第11回全日本ホルスタイン共進会 岡山県実行委員会事務局
はじめに
平成12年11月2日から5日までの4日間、「晴れの国・酪農・ふれあい」をテーマ
に、岡山県児島郡灘崎町のおかやまファーマーズ・マーケット サウスヴィレッジ
と灘崎町総合公園予定地で開催されたファームフェスタ2000in おかやま(第11回全
日本ホルスタイン共進会・第3回全日本ジャージー共進会を中心とした酪農の祭典)
は、初日のオープニングで大雨が降ったものの、午後から回復し、その後は、晴
れの国・岡山にふさわしい天候に恵まれ、大会期間中に目標を上回る66万1千人と
いう来場者を得て、盛会裡に終了した。
特に、メーン行事である共進会の他に、牛乳・乳製品の安全性や素晴らしさを
PRした牛乳関係パビリオンは大変な人気で、酪農に対する消費者意識の高まりが
感じられた。
最終日の褒賞授与式・閉会式は高円宮同妃両殿下のご臨席のもと、厳粛に挙行
され、ホルスタイン共進会で永礼淳一氏(岡山県)、ジャージー共進会で前田勉氏
(長野県)が最高位賞を受賞した。
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【多くの来場者を迎える
ウエルカムゾーン】
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【開会式】
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共進会の結果
審査の行われた会場は、雨や風の影響を受けないよう大型テントを使用したが、
中に柱がなかったため、審査や式典の風景が見やすい中で、予定どおりに審査・
式典が行われた。特に、音や照明に配慮した施設であったため、出品者に大変好
評であった。
ホルスタイン共進会
ホルスタイン共進会は、乳牛の生まれた月数により12部に分けて297頭の比較
審査が行われ、上位入賞は次のとおりであった。
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【多くの観客の見守る中で
審査が繰り広げられた(審査会場)】
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【第11回全日本ホルスタイン共進会】
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ジャージー共進会
ジャージー共進会は、乳牛の生まれた月数により4部に分けて60頭の比較審査が
行われ、上位入賞は次のとおりであった。
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【第3回全日本ジャージー共進会】
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協賛催事
大勢の消費者の方に、酪農や牛乳・乳製品をはじめ、畜産物の理解を深めても
らえるように、色々な協賛催事を開催した。人気のあったパビリオンは次のとお
りであった。
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【消費者に人気のあった
全国畜産じまん市】
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【モーモーまつり、
牛乳の舘、搾乳体験】
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来場者
大会期間中の来場者数は次のとおりである。
おわりに
「晴れの国・酪農・ふれあい」をテーマに開催した「ファームフェスタ 2000
in おかやま」でしたが、大会前と大会初日に大雨が降り、会場内の各施設の浸水
を防ぐため、急きょ排水路を掘ったり、鉄板を敷くなど大雨対策に苦慮しました。
皆様のご協力を頂いて、無事大会が運営できました。
期間中は、関係各位のご協力とご支援により、多くの来場者を得るなど、所期
の目的も達成できました。
この全国共進会を機に新しい21世紀という時代に向けて、生産者だけでなく消
費者の理解を得て、乳牛改良を基本とした新たな酪農・畜産が展開されることを
期待しております。
次は、栃木県で開催される第12回全日本ホルスタイン共進会に向けてがんばり
ましょう。
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【閉会式】
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