1〜3月−629,780トン(0.8%)
・前年同期をわずかに上回る。
・今後の生産指標となるえ付け羽数は、4月は8カ月連続で前年同月を上回り10,
448千羽(2.8%)。ひな出荷見通しでは、前年同月比で、5月1%、6月1%、7
月0%(5月上旬聞き取り)。
4月−8,125トン(▲21.4%、殻付き換算)
・卵黄液、卵白粉が減少し、前年同月を大幅に下回る。
4月−158円/kg(▲22.2%)
・前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は150.95円/kgで16円/kgの補てんを実施。補てんは3カ月ぶり。
5月−141円/kg(▲22.1%)
・前月に引き続き前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は136.80円/kgで28円/kgの補てんを実施。
1戸当たりの飼養羽数、引き続き増加
農林水産省が公表した「畜産統計」によると、13年2月1日現在の採卵鶏の飼
養戸数は、飼養者の高齢化、後継者不足、悪臭等の環境面から小・中規模飼養者
層を中心に飼養中止があったことから4,720戸(▲3.5%)とやや減少し、成鶏め
す飼養羽数は139,423千羽(▲0.7%)とほぼ前年並みとなった。1戸当たりの飼養
羽数は、29,500羽(2.8%)と引き続き増加した。
県別飼養羽数を見ると、上位5道県は、茨城、鹿児島、愛知、千葉、北海道と
なった。また、1戸当たりの飼養羽数の上位5県は、青森、岩手、広島、山口、
富山の順になり、特に山口については前年に比べ大幅に1戸当たりの規模が拡大
した(表)。引き続き環境問題等から、大消費地から離れた県で規模拡大が進む
傾向がうかがわれる。
表 県別1戸当たりの飼養羽数
資料:農林水産省「畜産統計(平成13年2月1日現在)」
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