宮城県/中條 満
●再編・統合の協議概要 近年の畜産を取り巻く現状を踏まえ、平成11年度から関係7団体(社団法人宮 城県畜産会・宮城県養豚協会・社団法人宮城県家畜畜産物衛生指導協会・社団法 人宮城県生乳検査協会・社団法人宮城県肉用牛価格安定基金協会・社団法人宮城 県畜産物価格安定基金協会・社団法人宮城県配合飼料価格安定基金協会)が再編 ・統合に向けた協議に入り、平成11年9月「宮城県畜産経営支援指導機能強化事 業推進協議会」を設置、社団法人宮城県畜産会を存続団体として、再編・統合に 向けた具体的な取り組みに着手し、基本事項について検討を重ね、団体再編の基 本構想を取りまとめた。 協議を重ねる中で、社団法人宮城県畜産物価格安定基金協会・社団法人宮城県 配合飼料価格安定基金協会を除く5団体が先行して統合することとなり、新団体 の名称も「社団法人宮城県畜産協会」で合意、平成13年2月統合協定書の調印、 そして平成13年4月1日に新団体がスタートした。 ●協会の目的 協会は、畜産農家の経営、畜産団体等の運営に対する指導、家畜の飼養管理、 畜種の改良、畜産に関する技術的な支援、知識の普及、家畜及び畜産物の価格安 定対策、肉用子牛生産者補給金の交付、自衛防疫の推進、生乳の検査・格付けに よる品質改善、流通の合理化による畜産経営の安定的発展と、畜産の振興に寄与 することを目的としている。 ●組織体制 新団体の組織体制は別図のとおり6課3事業所とし、統合5団体の事業を継承 して実施する。 なお、旧畜産会の経営指導課は経営支援課に、業務課は家畜改良課に名称を変 更した。
【組織図】 |
【組織配置図】 |