10〜12月−643,585トン(▲0.2%)
・前年同期をわずかに下回る。
・今後の生産指標となるえ付け羽数は、3月は7ヵ月連続で前年同月を上回り10
,257千羽(0.5%)。12年度累計では3.7%増。ひな出荷見通しでは、前年同月
比で、4月▲2%、5月▲3%、6月▲4%(4月上旬聞き取り)。
3月−11,039トン(15.7%、殻付き換算)
・全卵粉、卵黄液等が増加し、前年同月をかなり大きく上回る。
・12年度累計では、120,988トン(1.6%)。
3月−187円/kg(▲18.0%)
・前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は170.94円/kgで補てんはなし。
4月−158円/kg(▲22.2%)
・前年同月を大幅に下回る。
・標準取引価格は150.95円/kgで16円/kgの補てんを実施。補てんは3カ月ぶり。
鶏卵卸売価格、大幅に低下(東京・M)
農林水産省「畜産物市況情報」によると、鶏卵卸売価格は3月に入って急激に
低下している。1月31日に215円/kgまで値を上げ、その後は保合いで推移し、
3月5日から値を下げはじめた。5月7日には140円/kgとなった。これはえ付
け羽数が増加していることに加え、季節的に冷涼で産卵に適した時期を迎えたこ
とによる。
農林水産省では2月26日に行われた全国鶏卵需給調整協議会で、鶏舎増設の凍
結等の緊急措置を継続し、え付け羽数の増加抑制に努めており、早期に価格が回
復することが期待される。
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