牛 肉・肉用子牛

牛 肉



◇図1:牛肉の生産量◇

7月−30,304トン(1.1%)

・12年4月以降、前年を下回って推移してきたが、7月は15カ月ぶりに前年同月
 を上回る。
・13年度累計では1.9%減
・枝肉重量は、ほぼ前年同月並み。


◇図2:牛のと畜頭数◇

7月の和牛−48,074頭(1.2%)
   乳牛−56,305頭(0.1%)

・和牛は、去勢、めすともにおおむね前年同月を下回って推移。
・乳牛のうち、去勢は12年4月以降、16カ月連続で前年同月を下回る。7月は0.
 7%減。めすは7カ月ぶりに前年同月を上回り、7月は0.9%増。


◇図3:牛肉の輸入量◇

7月−54,062トン(▲20.7%)

・冷蔵品は0.2%上回る。冷凍品は36.6%下回る。
・13年度累計では、10.0%減。うち冷蔵品は1.9%減、冷凍品は17.0%減。

輸入見込数量(事業団調べ)



◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

7月の米国産−23,991トン(▲27.2%)

・冷蔵品は4.7%減、13年度累計では5.0%減。
・冷凍品は40.0%減、13年度累計では29.1%減。

   豪州産−26,337トン(▲14.2%)

・冷蔵品は4.3%増、13年度累計では前年並み。
・冷凍品は36.2%減、13年度累計では1.3%増。


◇図5:牛肉の推定出回り量◇

7月−90,845トン(▲2.0%)

・国産品は、0.7%減。13年度累計では1.0%減。
・輸入品は、2.6%減。13年度累計では0.8%増。
・合計では13年度累計で0.2%増。


◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

7月−239g/人(▲5.7%)

・9年12月以降、消費支出が低迷する中で、おおむね前年同月を下回って推移。
・13年度累計では6.5%減


◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

7月−101,987トン(▲12.3%)

・4カ月連続で前年同月を下回る。
・国産品は14,260トン(6.6%)。
・輸入品は輸入の減少から、4カ月連続で前年同月を下回り87,727トン(▲14.
 7%)。


◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

7月−1,099円/kg(6.7%)

・11年10月に22カ月ぶりに前年同月を上回り、以降上回って推移。


◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

7月のA5−2,383円/kg(1.3%)

・10年10月以降おおむね弱保合いで推移。

   A3−1,477円/kg(2.6%)

・12年10月以降はおおむね前年同月を上回って推移。A2は、11年10月以降おお
 むね上回って推移しており、7月は7.2%上回る。


◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

7月の乳去勢B2−663円/kg(▲7.7%)

・3カ月連続で前年同月を下回る。

   F1去勢B3−1,258円/kg(10.3%)

・12年10月以降はおおむね前年同月を上回って推移。B2は7.5%上回る。


◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

7月の米国産冷蔵リブアイロール2,137円/kg(16.4%)

・8カ月連続で前年同月を上回る。

   豪州産冷蔵グラス・フルセット−499円/kg(19.7%)

・7カ月連続で上回る。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

7月の頭数−33,322頭(▲0.8%)

・12年度は合計で4.5%増となったが、13年5月以降3カ月連続で前年同月を下
 回る。13年度累計では1.0%減。

7月の価格−367千円(▲0.5%)

・10年9月以降、おおむね前年を上回って推移してきたが、13年5月以降3ヵ月
 連続で前年同月を下回る。


◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

7月の価格−280千円(24.1%)

・12年9月以降、11カ月連続で前年同月を上回る。


◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

7月の子牛価格−89千円(16.2%)

・12年1月に28カ月ぶりに前年同月を上回り、以降19カ月連続で上回る。7月も
 引き続き大幅に上回る。

  ヌレ子価格−55千円(25.4%)

・28カ月連続で前年同月を上回る。7月は大幅に上回る。


◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

7月の子牛価格−209千円(28.0%)

・枝肉価格の低下、取引頭数の増加等から低下したが、12年3月に31カ月ぶりに
 前年同月を上回る。以降17カ月連続で上回る。

  ヌレ子価格−124千円(30.1%)

・子牛価格の低下、取引頭数の増加等から、低水準で推移していたが、11年11月
 以降は前年同月を上回って推移。

◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況(全国平均)◇

平成12年10〜12月−30.5%

・北海道14.0%、都府県43.2%

平成13年1〜3月−30.6%(中間集計)

・北海道15.2%、都府県42.7%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平成
 10年7〜9月の39.0%を最高に減少傾向になった。

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