牛 肉・肉用子牛

牛 肉



◇図1:牛肉の生産量◇

1月−28,328トン(5.8%)

・BSEによる出荷繰延等の影響で、12月まで大幅に前年同月を下回ったが、
 14年1月はやや上回る。
・13年度累計では13.6%減。
・枝肉重量は、かなりの程度増加。


◇図2:牛のと畜頭数◇

1月の和牛−40,419頭(0.8%)
   乳牛−50,971頭(▲2.0%)

・BSEによる出荷繰延等の影響で、12月まで大幅に前年同月を下回ったが、1月
 は和牛はほぼ前年同月並み、乳牛はわずかに下回る。


◇図3:牛肉の輸入量◇

1月−27,880トン(▲42.1%)

・冷蔵品は45.1%減、冷凍品は39.7%減。
・13年度累計では13.6%減。うち冷蔵品は13.8%減、冷凍品は13.3%減。

輸入見込数量(事業団調べ)


◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

1月の米国産−15,176トン(▲36.9%)

・冷蔵品は51.9%減、13年度累計では16.1%減。
・冷凍品は27.3%減、13年度累計では20.3%減。

   豪州産−10,641トン(▲49.6%)

・冷蔵品は41.8%減、13年度累計では12.9%減。
・冷凍品は58.4%減、13年度累計では2.4%減。


◇図5:牛肉の推定出回り量◇

1月−59,797トン(▲26.5%)

・国産品は、と畜頭数、枝肉生産量が回復したことから1.5%増。13年度累
 計では15.5%減。
・輸入品は、BSEの影響で引き続き消費が減退し、40.7%減。13年度累計では15.
 5%減。
・合計では13年度累計で15.5%減。 


◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

1月−158g/人(▲35.3%)

・BSEの影響から引き続き大幅に下回る。
・10月の58.2%から、徐々に回復している。


◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

1月−135,682トン(30.3%)

・4カ月連続で前年同月を上回る。1月は大幅に上回る。
・国産品は22,467トン(48.9%)。
・輸入品は113,215トン(27.2%)。


◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

1月−435円/kg(▲62.8%)

・BSEの影響で値を下げ、引き続き前年同月を大幅に下回る。

2月−364円/kg(▲69.4%、速報値)


◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

1月のA5−1,927円/kg(▲19.1%)

・BSEの影響で、引き続き前年同月を大幅に下回る。

   A3−921円/kg(▲39.3%)

・BSEの影響で、引き続き前年同月を大幅に下回る。

2月のA5−2,014円/kg(▲15.8%、速報値)
   A3−893円/kg(▲41.4%、速報値)

・BSEの影響でA-5はかなり大きく、A-3は引き続き大幅に下回る。


◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

1月の乳去勢B2−198円/kg(▲76.8%)
   F1去勢B3−551円/kg(▲56.9%)

・BSEの影響で前年同月を引き続き大幅に下回る。

2月乳去勢B2−157円/kg(▲81.7%、速報値)
  F1去勢B3−417円/kg(▲67.5%、速報値)

・BSEの影響で引き続き大幅に下回る。


◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

1月の米国産冷蔵リブアイロール−1,993円/kg(2.7%)

・14カ月連続で前年同月を上回る。

   豪州産冷蔵グラス・フルセット−581円/kg(12.8%)

・13カ月連続で前年同月を上回る。



肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

1月の頭数−34,498頭(▲0.1%)

・1月は前年同月並みに回復。13年度累計では3.7%減。

1月の価格−278千円(▲30.1%)

・BSEの影響で値を下げ、引き続き大幅に前年同月を下回る。


◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

1月の価格−188千円(▲32.0%)

・BSEの影響で値を下げ、4カ月連続で前年同月を下回る。1月は大幅に下回
 る。


◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

1月の子牛価格−28千円(▲74.2%)

・BSEの影響で値を下げ、4カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−17千円(▲67.1%)

・BSEの影響で値を下げ、4カ月連続で大幅に前年同月を下回る。


◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

1月の子牛価格−94千円(▲55.4%)

・BSEの影響で値を下げ、4カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−49千円(▲52.1%)

・BSEの影響で値を下げ、4カ月連続で大幅に前年同月を下回る。


◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況◇

平成13年4〜6月−30.9%

・北海道16.8%、都府県42.1%

平成13年7〜9月−31.5%(中間集計)

・北海道17.6%、都府県42.4%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平成
 10年7〜9月の39.0%を最高におおむね減少傾向となった。

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