牛 肉・肉用子牛

牛 肉



◇図1:牛肉の生産量◇

12月−29,098トン(▲24.8%)

・BSEによる出荷繰延等の影響で、12月も引き続き大幅に前年同月を下回る。
・13年度累計では15.4%減。
・枝肉重量は、やや増加。


◇図2:牛のと畜頭数◇

12月の和牛−49,389頭(▲28.7%)
   乳牛−44,553頭(▲29.3%)

・BSEによる出荷繰延等の影響で、12月も引き続き大幅に前年同月を下回る。


◇図3:牛肉の輸入量◇

12月−42,411トン(▲30.3%)
・冷蔵品は47.6%下回る、冷凍品は11.4%下回る。
・13年度累計では11.2%減。うち冷蔵品は11.4%減、冷凍品は10.8%減。

輸入見込数量(事業団調べ)



◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

12月の米国産−20,943トン(▲30.3%)

・冷蔵品は51.0%減、13年度累計では13.2%減。
・冷凍品は14.3%減、13年度累計では19.7%減。

   豪州産−18,948トン(▲31.6%)

・冷蔵品は45.3%減、13年度累計では10.9%減。
・冷凍品は7.0%減、13年度累計では3.0%増。


◇図5:牛肉の推定出回り量◇

12月−69,146トン(▲36.2%)

・国産品は、と畜頭数、枝肉生産量が減少したことから29.0%減。13年度累計で
 は17.2%減。
・輸入品は、BSEの影響で引き続き消費が減退し、40.5%減。13年度累計では13.
 1%減。
・合計では13年度累計で14.4%減。


◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

12月−181g/人(▲43.7%)

・12月はBSEの影響から引き続き大幅に下回る。


◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

12月−139,273トン(26.0%)

・3ヵ月連続で前年同月を上回る。12月は大幅に上回る。
・国産品は21,949トン(39.5%)。
・輸入品は117,324トン(23.7%)。


◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

12月−419円/kg(▲66.7%)

・12月はBSEの影響で値を下げ、引き続き前年同月を大幅に下回る。

1月−413円/kg(▲64.6%、速報値)


◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

12月のA5−1,997円/kg(▲17.2%)

・12月はBSEの影響で、引き続き前年同月を大幅に下回る。

   A3−900円/kg(▲44.2%)

・12月はBSEの影響で、引き続き前年同月を大幅に下回る。

1月のA5−2,009円/kg(▲15.6%、速報値)
   A3−973円/kg(▲35.9%、速報値)

・BSEの影響でA-5はかなり大きく、A-3は引き続き大幅に下回る。


◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

12月の乳去勢B2−186円/kg(▲77.2%)
   F1去勢B3−521円/kg(▲61.6%)

・BSEの影響で4ヵ月連続で下回り、12月は前年同月を引き続き大幅に下回る。

1月F1去勢B3−559円/kg(▲56.3%、速報値)

・BSEの影響で引き続き大幅に下回る。


◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

12月の米国産冷蔵リブアイロール−2,008円/kg(9.2%)

・13カ月連続で前年同月を上回る。

   豪州産冷蔵グラス・フルセット−541円/kg(15.1%)

・12カ月連続で前年同月を上回る。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

12月の頭数−27,317頭(▲3.8%)

・12月はBSEの影響でやや下回る。13年度累計では4.2%減。

12月の価格−273千円(▲32.4%)

・12月はBSEの影響で大幅に値を下げる。


◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

12月の価格−170千円(▲34.6%)

・3カ月連続で前年同月を下回る。12月は大幅に値を下げる。
・平成13年度第3四半期の平均売買価格が4期ぶりに保証基準価格を下回った。


◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

12月の子牛価格−26千円(▲74.5%)

・12月はBSEの影響で3カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−13千円(▲72.8%)

・BSEの影響で値を下げ、3カ月連続で大幅に前年同月を下回る。


◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

12月の子牛価格−68千円(▲67.3%)

・BSEの影響で値を下げ、3カ月連続で大幅に前年同月を下回る。

   ヌレ子価格−34千円(▲64.6%)

・BSEの影響で値を下げ、3カ月連続で大幅に前年同月を下回る。
・平成13年度第3四半期の平均売買価格は5期ぶりに保証基準価格を下回った。

◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況◇

平成13年4〜6月−30.9%

・北海道16.8%、都府県42.1%

平成13年7〜9月−31.5%(中間集計)

・北海道17.6%、都府県42.4%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが平
 成10年7〜9月の39.0%を最高におおむね減少傾向となった。

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