牛乳・乳製品



◇図1:生乳生産量◇

12月−691,389トン(▲0.5%)

・生乳生産量は北海道が前年同月を2.6%上回ったが、都府県が2.9%下回り、全
 国では16カ月連続の減少となった。


◇図2:1頭1日当たりの平均泌乳量◇

北海道:12月−26.9kg(2.3%)
都府県:12月−26.9kg(▲0.7%)
    1月−27.1kg(▲0.4%、速報値)

・北海道は、12月はわずかに上回る。
・都府県は、11年8月以降前年同月を上回って推移したが、11、12月と2カ月連
 続でほぼ前年並み。1月の速報値は前年並み。


◇図3:飲用牛乳等向け生乳処理量◇

12月−378,232トン(▲5.7%)

・12年7月以降、加工乳による食中毒事故の影響もあり需要が牛乳へシフトした
 こと等から13カ月連続で前年同月を上回ったが、8月以降5カ月連続で下回る。
・飲用牛乳の生産量(牛乳と加工乳の計)は、近年減少傾向で推移してきており、
 12月は5.6%減。


◇図4:牛乳の生産量◇

12月−299,347kl(▲5.1%)

・12年7月以降ほぼ前年同月を上回って推移してきたが、13年8月以降5カ月連
 続でやや下回る。
・13年度累計では、1.7%減。


◇図5:加工乳の生産量◇

12月−43,227kl(▲9.0%)

・一貫して減少傾向で推移。
・12年7月以降1年間落ち込みが目立った。
・12月もかなりの程度下回る。
・13年度累計では、13.1%減。


◇図6:乳飲料およびはっ酵乳の生産量◇

12月−乳飲料    90,257kl(0.1%)
   はっ酵乳 50,885kl(0.5%)

・乳飲料は、13年7月に14カ月ぶりに前年同月を上回り、以降6カ月連続で上回
 る。
・はっ酵乳は、13年7月以降おおむね前年同月を上回り、12月はほぼ前年並み。


◇図7:乳製品向け生乳処理量◇

12月−305,351トン(7.0%)

・8月に14カ月ぶりで前年同月を上回り、以降5カ月連続で上回る。
・主な乳製品では、バターが増加。
・クリームは13年10月に13カ月ぶりに下回り、以降3カ月連続で下回る。


◇図8:チーズ生産量◇

12月−10,449トン(▲13.9%)

・12月はかなり大きく下回る。
・13年度累計では1.5%減。
・直接消費用ナチュラルチーズは1,284トン(▲0.9%)とほぼ前年並み。
・13年度累計では2.2%減。


◇図9:脱脂粉乳の需給◇

12月の生産量−16,393トン(0.7%)

・生産量は4カ月連続で前年同月を上回る。
・推定出回り量は13,500トン(▲12.6%)。
・推定期末在庫量は4カ月連続で上回り、12月は59,300トン(30.5%)。
・12月にカレントアクセス分6,921トンを売り渡した。


◇図10:脱脂粉乳の大口需要者価格◇

12月−13,636円/25kg(0.0%)

・9年4月以降、ゆるやかな値下げ傾向で推移。
・13年6月に7円上昇し、以降5カ月連続で10月まで同価格。11月に4円値下が
 り、12月に2円値上がる。
・13年度から安定指標価格は廃止された。


◇図11:バターの需給◇

12月の生産量−8,163トン(38.8%)

・生産量は、8月に12カ月ぶりに前年同月を上回り、以降5カ月連続で上回る。
・推定出回り量は10カ月連続で前年同月を上回り、12月は10,500トン(13.2%)。
・推定期末在庫量は、21,400トン(▲35.5%)。
・2月13日に13年度カレントアクセス分の残りとして3,640トンの買入入札を行
 ない、全量落札。

◇図12:バターの大口需要者価格◇

12月−949円/kg(1.4%)

・13年に入り値上がり傾向。
・10月〜12月は3カ月連続で同価格。
・13年度から安定指標価格は廃止された。

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