◎地域便り


東京都 ●「イースターはたまごの日」

を合言葉に「たまごフェスティバル」を開催

東京都/中込 春雄


 社団法人東京都卵業協会は、農林水産省生産局・東京都・農畜産業振興事業
団の後援を得て、「たまごフェスティバル」を、3月31日に新宿駅西口広場イ
ベントホールで開催した。

 「たまごフェスティバル」は、消費者に鶏卵の賞味期限や使用・保存方法へ
の理解を深めてもらい、安全・安心で栄養豊富な鶏卵の消費拡大につなげよう
と、毎年イースター(キリスト教の復活祭)の日に開催している。

 当日は、100円以上の募金で、協賛各社が出展した特殊卵や鶏卵加工品、協
会が用意した10個入りパックが2パックもらえる「たまごチャリティー」や
「イースターエッグ似顔絵プレゼント」、「たまごクイズとアンケート」、
「イースターグッズとエッグドールの展示」、「スタンプラリー」、「鶏卵関
係のビデオ放映」などを行ったほか、社会福祉施設に鶏卵を贈呈した。たまご
チャリティーの売り上げは、財団法人東京善意銀行を通じて福祉団体に寄与す
ることとなっている。

 19回目となった今回も、会場には買い物客を中心に子供からお年寄りまで幅
広い年齢層が多数訪れ、「たまごチャリティー」は、協賛各社の特殊卵や協会
が用意した1,500人分(3,000パック)が終了予定時間の30分以上前になくなっ
てしまうほどの大盛況であった。

 イースターの日には、欧米ではたまごにカラフルな絵を描いた「イースター
・エッグ」を贈る習慣があり、ヒヨコがたまごの中からよみがえるように生ま
れてくる様子から、たまごはイースターの象徴とされている。
日本のチョコレート業界が「バレンタインにはチョコレートを贈ろう」とのキ
ャンペーンを展開して大成功を収めたように、我々も「イースターはたまごの
日」を定着させて消費拡大を図ろうとしているが、イースターは「春分以降の
最初の満月の後の、最初に来る日曜日」と、毎年時期が異なることや、宗教の
違いなどでイースターそのものの認知度が低いことなどから、バレンタインデ
ーのように定着しているとは言いがたい。

 しかし、このような消費促進運動は、「継続は力なり」である。卵の業界は、
サルモネラ食中毒の原因が鶏卵にあると一方的に報道されて、一時期消費が激
減したことを経験している。消費者に対して地道に活動していくことが、鶏卵
が安全で安心して食べられるものであるとの認識の広がり、ひいては消費拡大
につながるものと信じて、14年度以降も開催する予定である。
【一際目につくイースター
エッグチャリティの看板】

    
【色とりどりのイースター
エッグを楽しく作成】

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