豚 肉



◇図1:豚肉の生産量◇

1 月−75,917トン(5.3%)

・と畜頭数は、前年同月をやや上回り1,394千頭(4.5%)。14年度累計では13,
 656千頭(0.3%)。 

肉豚生産出荷予測

資料:農林水産省生産局畜産部「肉豚生産出荷予測」(平成15年2月28日公表)


◇図2:豚肉の平均枝肉重量(全国平均)◇

1 月−77.8Kg(0.8%)

・14年 4 月以降、おおむね前年同月を上回って推移。
・14年度平均では0.6%増。10年度以降、平均枝肉重量は増加傾向にある。


◇図3:豚肉の輸入量◇

1 月−63,413トン(▲7.7%)

・14年 8 月 1 日から関税の緊急措置が発動。
・冷凍品は、米国産が大幅に増加した一方、カナダ産、デンマーク産がかなり
 減少し合計では50,585トン(▲3.6%)。14年度累計では15.6%増。
・冷蔵品は、カナダ産、米国産が大幅に減少し、合計では12,800トン(▲20.9
 %)。14年度累計では0.5%減。


◇図4−1:米国からの豚肉輸入量◇

1 月の米国産−20,565トン(1.1%)

・冷蔵品は、8,643トン(▲21.1%)。
 14年度累計では1.0%減。
・冷凍品は、11,899トン(27.5%)。
 14年度累計では8.2%増。


◇図4−2:デンマークからの豚肉輸入量◇

1 月のデンマーク産−20,518トン(▲13.9%)

・14年度累計では10.9%増。


◇図5:豚肉の推定出回り量◇

1 月−125,467トン(▲2.2%)

・国産品は、75,426トン(6.2%)。
 11年度以降、生産量の減少とともに前年度を下回って推移。14年度累計では
 前年同期並み。
・輸入品は、50,041トン(▲12.7%)。
 10年度以降、輸入量の増加に伴い前年度上回って推移。14年度はBSEによる
 牛肉の代替需要等でかなり大きく増加し、14年度累計では13.0%増。
・合計では14年度累計で5.8%増。


◇図6:豚肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

1 月−407g/人(▲5.6%)

・前年は牛肉からの代替需要等で消費は多かったが、おおむね例年ベースに戻
 ったためやや下回る。
・14年度累計では3.0%増。

12月の加工仕向肉量−38,582トン(3.0%)

・国内物は、7,503トン(▲14.5%)。
・輸入物は、31,079トン(8.3%)。


◇図7:豚肉の推定期末在庫量◇

1 月−147,262トン(12.3%)

・輸入品在庫は、消費量の減少から在庫が積み増し、1 月は127,391トン(10
 .3%)。
・国産品在庫は、さらに積み増し1 月は19,871トン(27.4%)。7 カ月連続
 で前年同月を上回る。
・合計では 5 カ月連続で前年同月を上回る。


◇図8:豚肉の卸売価格(東京・省令)◇

1 月−387円/Kg(▲18.0%)

・ 4カ月連続で前年同月を下回る。

2 月−416円/Kg(▲19.7%)

・前年は牛肉代替需要により高値で推移。今年は例年の相場に戻ったため大幅
 に下回る。


◇図9:国産豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

1 月 冷凍品「うで」−388円(▲14.3%)
    同 「もも」−406円(▲16.5%)

・うで、ももともに 4 カ月連続で下回る。


◇図10:輸入豚肉の仲間相場(冷蔵品)◇

1 月 米国産「ロース」−690円/Kg(▲5.2%)

・14年 4 月以降、おおむね前年同月を下回って推移。


◇図11:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

1 月 デンマーク産「ばら」−537円/Kg(▲1.6%)

・14年 3 月以降おおむね前年同月を下回る。カナダ産については11カ月連続
 で下回る。


◇図12:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

1 月 カナダ産「うで」−342円/Kg(▲9.5%)

・14年 3 月以降11カ月連続で前年同月を下回る。米国産についても11カ月連
 続で下回る。

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