鶏 肉



◇図1:鶏肉の生産量◇

11月−105,282トン(6.1%)

・11月は前年同月を6.1%上回り、14年度累計で2.6%増。

ブロイラー用ひなえ付け羽数−50,745千羽(3.0%)

・前年同月をやや(3.0%)上回る。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、12月0%、1月2%、2月4%(12月上旬
 聞き取り)。


◇図2:鶏肉の輸入量◇

11月−50,615トン(▲25.4%)

・中国産は引き続き前年同月を大幅に下回り、11月は11,000トンに止まった。
 うち冷蔵品は、191トンと引き続き低水準。
・タイ産は前月を上回るものの15,232トン(▲7.5%)と低水準で推移。
・米国産は5,907トン(▲3.4%)と前月をかなり上回るものの前年同月をやや
 下回る。
・ブラジル産は2カ月連続で急増し、18,105トン(15.3%)と大幅に上回った。
・全体としては、年末需要期に向けた手当ての推進により、前年同月を大幅に
 下回るものの、前月より急増となった。


◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

11月−20,653トン(5.6%)

・中国産(15.1%)、タイ産(6.7%)とともに前年同月を上回り、全体でやや
(5.6%)上回る。中国産、タイ産の2カ国で全体の95%強を占めている。


◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

11月−153,158トン(▲5.1%)

・国産品は、105,340トン(4.9%)。
・輸入品は、47,818トン(▲21.6%)。
・14年度累計では0.2%減。


◇図5:鶏肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

11月−333g/人(▲0.8%)

・BSEによる牛肉の代替需要により急激に増加した前年同月より下回るものの、
 11月は前月を上回り増加傾向が続いている。

10月の加工仕向肉量−3,964トン(▲5.9%)

・前月をやや下回る。
・国内物は2,759トン(10.9%)、輸入物は1,205トン(▲30.2%)と輸入物の
 減少が大きい。


◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

11月−131,391トン(21.0%)

・国産品は、7月末から5カ月連続で前年同月を上回り、11月は21,840トン(29.
 1%)。
・輸入品は、14年1月以降11カ月連続で前年を上回る。輸入品の衛生問題等によ
 り国産品にシフトしているため11月は109,551トン(19.5%)。


◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

11月−もも肉664円/kg(▲9.3%)

・2カ月連続で前年同月を下回るものの、値上がりが続いている。

   むね肉206円/kg(▲32.9%)

・6カ月連続で前年同月を下回る。

12月−もも肉712円/kg(▲5.3%)

・3カ月連続で前年同月を下回るものの、値上がりが続いている

   むね肉219円/kg(▲33.8%)

・7カ月連続で前年同月を下回る。


◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

11月−中国産もも肉240円/kg(▲46.1%)

・在庫量の増加により前年同月を6カ月連続で下回る。14年1月以降値下がりが
 続いていたが、9月以降は同水準で推移。

   米国産骨付きもも肉292円/kg(3.2%)

・12年12月以降、24カ月連続で前年同月を上回る。輸入量の減少と牛肉の代替
 需要から大幅に前年同月を上回るものの、前月と同水準で推移。

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