豚 肉



◇図1:豚肉の生産量◇

12月−81,831トン(3.4%)

・と畜頭数は、前年同月をわずかに上回り1,525千頭(2.7%)。14年度累計で
 は12,263千頭(▲0.2%)。 

肉豚生産出荷予測

資料:農林水産省生産局畜産部「肉豚生産出荷予測」(平成15年1月31日公表)


◇図2:豚肉の平均枝肉重量(全国平均)◇

12月−76.7Kg(0.7%)

・14年4月以降、おおむね前年同月を上回って推移。
・14年度平均では0.6%増。10年度以降、平均枝肉重量は増加傾向にある。


◇図3:豚肉の輸入量◇

12月−59,703トン(▲7.2%)

・14年8月1日から関税の緊急措置が発動。
・冷凍品は、米国産が大幅減、デンマーク産もかなりの程度減少し合計では42,
 128トン(▲5.2%)。14年度累計では18.3%増。
・冷蔵品は、カナダ産が大幅減、米国産もかなり大きく減少し、合計では17,5
 75トン(▲11.4%)。14年度累計では1.7%増。


◇図4−1:米国からの豚肉輸入量◇

12月の米国産−19,009トン(▲15.1%)

・冷蔵品は、11,885トン(▲11.2%)。
 14年度累計では1.1%増。
・冷凍品は、7,123トン(▲20.5%)。
 14年度累計では6.0%増。


◇図4−2:デンマークからの豚肉輸入量◇

12月のデンマーク産−18,149トン(▲8.6%)

・14年度累計では14.6%増。


◇図5:豚肉の推定出回り量◇

12月−146,401トン(0.1%)

・国産品は、80,511トン(2.4%)。
 11年度以降、生産量の減少とともに前年度を下回って推移。14年度累計では
 0.7%減。
・輸入品は、65,891トン(▲2.6%)。
 10年度以降、輸入量の増加に伴い前年度上回って推移。14年度はBSEによる
 牛肉の代替需要等でかなり大きく増加し、14年度累計では15.8%増。
・合計では14年度累計で6.7%増。


◇図6:豚肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

12月−472g/人(▲6.7%)

・前年は牛肉からの代替需要等で消費は多かったが、おおむね例年ベースに戻
 ったためかなりの程度下回った。
・14年度累計では4.0%増。

11月の加工仕向肉量−37,709トン(▲3.9%)

・国内物は、7,663トン(▲13.2%)。
・輸入物は、30,046トン(▲1.2%)。


◇図7:豚肉の推定期末在庫量◇

12月−133,399トン(12.4%)

・輸入品在庫は、輸入量の減少から在庫の取り崩しが進み、12月は114,019ト
 ン(9.6%)。
・国産品在庫は、さらに積み増し12月は19,380トン(32.9%)。6カ月連続で
 前年同月を上回る。
・合計では4カ月連続で前年同月を上回る。


◇図8:豚肉の卸売価格(東京・省令)◇

12月−401円/Kg(▲27.7%)

・前年は牛肉代替需要と年末需要が相まって高値で推移。今年は例年の相場に
 戻ったため大幅に下回る。

1 月−387円/Kg(▲18.0%)

・4 カ月連続で前年同月を下回る。


◇図9:国産豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

12月 冷凍品「うで」−401円(▲13.0%)
    同 「もも」−426円(▲11.6%)

・うで、ももともに3カ月連続で下回る。


◇図10:輸入豚肉の仲間相場(冷蔵品)◇

12月 米国産「ロース」−678円/Kg(▲7.3%)

・14年4月以降、おおむね前年同月を下回って推移。


◇図11:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

12月 デンマーク産「ばら」−541円/Kg(0.6%)

・14年3月以降10カ月ぶりに前年同月を上回る。カナダ産については10カ月連
 続で下回る。


◇図12:輸入豚肉の仲間相場(冷凍品)◇

12月 カナダ産「うで」−344円/Kg(▲7.8%)

・14年3月以降10カ月連続で前年同月を下回る。米国産についても10カ月連続
 で下回る。

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