鶏 肉



◇図1:鶏肉の生産量◇

12月−117,136トン(4.4%)

・12月は前年同月を4.4%上回り、14年度累計で2.9%増。

ブロイラー用ひなえ付け羽数−54,611千羽(2.2%)

・前年同月をわずかに(2.2%)上回る。
・ひな出荷見通しでは、前年同月比で、1月3%、2月 0 %、3月▲2%(1月上
 旬聞き取り)。


◇図2:鶏肉の輸入量◇

12月−39,312トン(▲21.5%)

・中国産は引き続き前年同月を大幅に下回り、12月は10,575トンにとどまった。
 うち冷蔵品は、387トンと引き続き低水準。
・タイ産は前月および前年同月を大幅に下回り11,619トン(▲34.2%)と低水
 準で推移。
・米国産は6,724トン(18.6%)と前月をかなり上回るとともに前年同月を10
 カ月ぶりに上回る。
・ブラジル産は前月を大幅に下回るものの前年同月を大幅に上回り、10,152ト
 ン(27.5%)。
・全体としては、前月および前年同月を大幅に下回り、14年計としては524,437
 トンにとどまった。


◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

12月−21,827トン(▲2.1%)

・中国産(19.8%)、タイ産(3.2%)ともに前年同月を上回るものの、米国
 産およびその他の国々からが大幅に下回ったため、全体でわずかに(▲2.1
 %)下回る。


◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

12月−170,116トン(▲0.4%)

・国産品は、119,088トン(5.4%)。
・輸入品は、51,028トン(▲11.7%)。
・14年度累計では0.2%減。


◇図5:鶏肉の家計消費量( 1 人当たり)◇

12月−406g/人(▲4.2%)

・BSEによる牛肉の代替需要により急激に増加した前年同月より下回るものの
 前々年同月を上回り、12月は増加傾向となった。

11月の加工仕向肉量−4,066トン(▲6.5%)

・前月をやや上回るものの、前年同月をやや下回る。
・国内物は2,570トン(5.5%)、輸入物は1,496トン(▲21.8%)と輸入物の
 減少が大きい。


◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

12月−117,723トン(17.7%)

・国産品は、7月末から6カ月連続で前年同月を上回り、12月は19,888トン(23
 .7%)。
・輸入品は、14年1月以降12カ月連続で前年を上回る。輸入品の衛生問題等に
 より国産品にシフトしているため12月は97,835トン(16.5%)。


◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

12月−もも肉712円/kg(▲5.3%)

・ 3 カ月連続で前年同月を下回るものの、値上がりが続いている。

   むね肉219円/kg(▲33.8%)

・ 7 カ月連続で前年同月を下回る。

1月−もも肉734円/kg(▲0.4%)

・前年同月とほぼ同水準となったが、年明け以降値下がりが続いている。

   むね肉224円/kg(▲30.7%)

・8 カ月連続で前年同月を下回るものの、若干値をもどしている。


◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

12月−中国産もも肉240円/kg(▲53.8%)

・13年3月以降上回っていたが、在庫量の増加により7カ月連続で下回る。14年
 1月以降値下がりが続いていたが、9月以降は同水準で推移。

  米国産骨付きもも肉294円/kg(▲11.7%)

・12年12月以降、24カ月連続で前年同月を上回ったが、12月は25カ月ぶりに下
 回る。

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