前回、「とちぎファームフェスタ2005」の概要を紹介したが、今回はその中の主要イベント(予定)を紹介する。大会に併せて、酪農や農業への理解を深め、牛乳、乳製品および農産物の消費拡大のための各種イベントや栃木県の歴史、文化、産業、観光などにふれあう催しを計画している。特に来訪者が「見るだけ」のイベントから、大会準備の段階から「参加する」ことを企画コンセプトとして各ゾーンにおいて次のような催事を計画している。
(1)エントランスゾーン
○折り牛インストラクター養成
〜200万人モニュメントツリー〜
皆さんに折り牛(折り紙で作った牛)を広めるとともに、学校や施設で折り方を指導する「折り牛インストラクター」を募集し、養成する。折り牛を使った
「200万人モニュメントツリー」を制作し、エントランスに展示する。
(2)イベントゾーン
○一般参加型ミュージカル
酪農をテーマにしたミュージカルの上演を計画している。出演者を一般から募集、プロによるレッスンの後、会場で上演する。
○ミルクの国のおもちゃ鑑定団
開催地の壬生町がおもちゃの町であることから、来訪者や玩具メーカーの参加によるミルクの国おもちゃ鑑定団を開催する。
(3)牛舎ゾーン
○酪農ボランティアガイド
「酪農ボランティアガイド」を募集する。大会開催前に酪農体験学習を通じて酪農への理解を深めてもらうとともに、大会当日には一般来訪者への共進会会場、牛舎の案内役をお願いする。
○小、中学生による酪農大使
小、中学生を対象に酪農をテーマにした作文を募集し、優秀者を「酪農大使」に任命する。共進会当日、酪農大使が各牛舎を回り「折り牛」を贈呈するなど、酪農家との交流を深める。
(4)共進会ゾーン
○バター作りのギネスに挑戦!!
1,000人同時にバター作りのギネスへ挑戦し、乳製品作りを体験する。
このほか、食、物産ゾーンでは牛乳、乳製品料理を「とちぎおいしいレストラン」で、本県の自慢料理を「とちぎ味自慢屋台」などで提供する。さらに「わんぱく広
場」、乳牛や小動物とふれあう「にこにこ牧場」などを計画し、来訪者に酪農や栃木県の良さをたっぷり味わってもらう催事を考えている。
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手作りバター体験
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好評の折り牛キャンペーン
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前号訂正のお知らせ
2004年6月号の栃木県の「地域便り」に以下の誤りがありましたのでお詫びして訂正させていただきます。
P32 左段 下から13行目 (誤)「粉」→(正)「表彰」 |
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