牛肉・肉用子牛

牛肉

◇図1:牛肉の生産量◇

3月−29,468トン(11.8%)

・16年 1 月以来、 2 カ月ぶりに前年同月を上回る。
・枝肉重量は、前年同月をわずかに下回る。

◇図2:牛のと畜頭数◇

3月の和牛−37,987頭(13.3%)
    乳牛−63,976頭(12.7%)


・和牛が前年同月に比べて10%以上増加したのは、14年12月以来、15カ月ぶり。
・乳牛は、乳用肥育おす牛は7.9%増、乳用めす牛は18.7%増、いずれも 4カ月連続で前年同月を上回る。

◇図3:牛肉の輸入量◇

3月−29,205トン(▲48.4%)

・冷蔵品は52.8%減、冷凍品は45.5%減。

◇図4−1:米国からの牛肉輸入量◇

3月の米国産− 1 トン

・輸入は全量冷凍品。
・米国内でのBSE発生により12月24日から輸入停止。
・ 3月の輸入は、12月24日以前に検疫を受けたもの。

◇図4−2:豪州からの牛肉輸入量◇

3月の豪州産−26,223トン(▲7.8%)

・冷蔵品は20.1%減、冷凍品は3.1%増。

◇図5:牛肉の推定出回り量◇

3月−61,708トン(▲22.8%)

・国産品は、 4 カ月連続で上回り12.6%増。
・輸入品は、 5 カ月連続で下回り40.0%減。

◇図6:牛肉の家計消費量(1人当たり)◇

3月−191g/人(▲8.5.%)

・15年11月以降、 5 カ月連続で下回る。

◇図7:牛肉の推定期末在庫量◇

3月−66,809トン(▲31.0%)

・18カ月連続で前年同月を下回る。
・国産品は8,761トン(▲29.9%)。
・輸入品は58,048トン(▲31.2%)。

◇図8:牛肉の卸売価格(東京、省令)◇

3月−1,080円/kg(9.2%)

・2カ月ぶりに前年同月を上回る。

4月−1,242円/kg(24.1%、速報値)

◇図9:牛肉の卸売価格(東京、和牛去勢)◇

3月のA5−2,277円/kg(1.3%)
    A3−1,804円/kg(8.7%)

・A 5 は 3カ月ぶりに前年同月を上回る。
・A 3 は 2カ月ぶりに前年同月を上回る。

4月のA5−2,351円/kg(2.0%、速報値)
    A3−1,942円/kg(18.2%、速報値)

◇図10:牛肉の卸売価格(東京、乳去勢・F1去勢)◇

3月の乳去勢B2−765円/kg(53.3%)
  F1去勢B3−1,225円/kg(▲2.4%)

・乳去勢B2 は、 4カ月連続で前年同月を上回る。
・F1去勢B3 は、 2カ月連続で前年同月を下回る。

4月の乳去勢B2−914円/kg(78.5%、速報値)
  F1去勢B3−1,368円/kg(8.7%、速報値)

◇図11−1:米国産牛肉の仲間相場◇

3月の米国産冷蔵リブアイロール

・12月24日からの米国産牛肉の輸入停止措置により、取引なし。

◇図11−2:豪州産牛肉の仲間相場◇

3月の豪州産冷蔵グラス・フルセット−669円/kg(1.1%)

・18カ月連続で前年同月を上回る。
・輸入が停止された米国産牛肉の代替需要等もあり、 1月には豪州産が高騰したが、
2月の輸入量の増加を受けてやや沈静化。


肉用子牛

◇図12:肉用子牛(黒毛和種)の市場取引価格◇

3月の頭数−39,593頭(0.1%

・16年 1月以降、 2カ月連続で前年同月を上回る。

3 月の価格−428千円(4.2%)

・16年 1月以降、 3カ月連続で前年同月を上回る。

4月の頭数−29,803頭(1.8%)
4月の価格−442千円(10.0%)

◇図13:肉用子牛(褐毛和種)の市場取引価格◇

3月の価格−310千円(0.4%)

・16年 1月以降、 3カ月連続で前年同月を上回る。

4月の価格−346千円(5.2%)

◇図14:肉用子牛(ホルスタイン)の市場取引価格◇

3月の子牛価格−63千円(10.6%)

・16年 1月以降、 3カ月連続で前年同月を上回る。

4月の子牛価格−74千円(42.0%)

3月のヌレ子価格−46千円(▲3.3%)

・15年12月以来、 3カ月ぶりに前年同月を下回る。

4月のヌレ子価格−47千円(7.7%)

◇図15:肉用子牛(F1)の市場取引価格◇

3月の子牛価格−221千円(3.8%)

・16年 1月以降、 3カ月連続で前年同月を上回る。

4月の子牛価格−228千円(10.1%)

3月のヌレ子価格−109千円(▲14.5%)

・15年 9月以降、16年 1月を除き前年同月を下回る。

4月のヌレ子価格−113千円(▲11.2%)

◇図16:乳用牛への黒毛和種の交配状況(全国平均)◇

平成15年7〜9月−29.3%

・北海道16.3%、都府県40.2%

平成15年10〜12月−28.4%(中間集計)

・北海道14.8%、都府県39.7%
・乳用牛への黒毛和種の交配状況は、全国平均は増加傾向で推移していたが
平成10年 7〜 9月の39.0%を最高におおむね減少傾向となった。


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