3月の需給概要
国内の主要畜産物の短期需要動向を毎月トレースします
・原データは、巻末の参考資料を参照してください。
・( )内の数値は、対前年増減率です。
・牛肉および豚肉の数量は部分肉ベースです。
◇トピックス
◇牛 肉 生産量かなり大きく増加
枝肉価格の上昇を受けて、和牛、乳牛ともにと畜頭数が増加。
生産量は11.8%増の29,468トンとなった。
◇豚 肉 国内生産量、4カ月連続前年同月を上回る
3月の豚肉生産量は、と畜頭数の増加から前年同月を8千トン上回る
78,901トンとなり、12月以降4カ月連続して前年を上回った。
◇鶏 肉 国産もも肉卸売価格、今年度の最安値
鳥インフルエンザによる風評被害を受け、
鶏肉が消費不振となり、国産もも肉の卸売価格は、
1キログラム当たり474円と今年度最安値となった。
◇牛 乳・乳製品 バター生産量、9カ月連続で前年を上回る
バターの生産量は、6.4%増の8,012トンとなり、
15年7月以降9カ月連続で前年を上回った。
◇鶏 卵 15年の採卵用めすひな出荷羽数、前年並となる
4月27日に公表された15年の採卵用のめすひな出荷羽数は、
110,111千羽となり、前年に比べ1.3ポイント減少した。
◇飼 料 とうもろこしの輸入価格、大幅に上昇
とうもろこしの輸入価格(CIF価格)は、
中国からの輸出がストップしたことなどにより、かなり大きく上昇した。
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