鶏肉

◇図1:鶏肉の生産量◇

3月-102,162トン(▲2.5%)

・生産量は、前年同月をわずかに下回った。
・国産品在庫量は、22,772トン(▲6.1%)と前年同月をかなりの程度下回った。  

ブロイラー用ひなえ付け羽数−52,120千羽(1.6%)

・前年同月とほぼ同水準となった。
・ひな出荷見通しは、前年同月比で、
4月▲ 5 %、 5月▲ 5 %、 6月 2 %( 4月上旬聞き取り)となっている。

◇図2:鶏肉の輸入量◇

3月-31,906トン(▲12.6%)

・主要な輸入先である中国、タイ、米国などに対し輸入停止措置が講じられているため、
ブラジルからの輸入量が大幅増加しているものの全体では前年同月をかなり大きく下回った。
・タイ産、中国産は、実績なし
・米国産は、2,453トン(▲19.2%)
・ブラジル産は、28,995トン(197.3%)

◇図3:鶏肉の調製品輸入量◇

3月-1.105トン(▲94.3%)

・鶏肉と同様に鳥インフルエンザ発生国からの輸入停止措置が講じられているため、
前年同月の 1割にも満たない輸入量となった。
・ 3月に、タイの22工場、 4月には、中国の35工場が輸出可能な加熱処理施設として
指定されている。

◇図4:鶏肉の推定出回り量◇

3月-126,484トン(▲11.7%)

・国産品は、100,022トン(▲3.0%)
・輸入品は、29,462トン(▲32.3%)。

◇図5:鶏肉の家計消費量(1人当たり)◇

3月-243g/人(▲17.8%)

・国内外の高病原性鳥インフルエンザ発生の影響による買い控えから、
前月に比べ 6 g、前年同月に比べ52g減少した。

2月の加工仕向肉量-3,067ン(▲10.8%)


・国内物は2,402トン(5.6%)、主な輸入先で輸入停止措置が執られたことにより、
輸入物は、665トン(▲42.8%)となり、全体では前年同月をかなり大きく下回った。

◇図6:鶏肉の推定期末在庫量◇

3月-92,965トン(▲22.8%)

・12月以降在庫の取り崩しが続いたものの、 3月は消費が停滞し、
15年度末の在庫量は9万トン台となった。
・国産品は、22,772トン(▲6.1%)と前年同月をかなりの程度下回った。
・輸入品も、70,193トン(▲27.0%)となった。

◇図7:国産鶏肉の卸売価格(東京)◇

3月-もも肉474円/kg(▲26.4%)

・鶏肉の買い控えによる消費停滞により、最安値を記録した。

  -むね肉226円/kg(15.9%)

・輸入停止措置による加工向け製品の不足から引き合いがあり、
前年同月をかなり大きく上回った。

4月-もも肉478円/kg(▲19.5%)

・前年同月を大幅に下回った。

  -むね肉200円/kg(8.7%)

◇図8:輸入鶏肉の卸売価格◇

3月-米国産骨付きもも肉345円/kg(21.5%)
    タイ産骨付きもも肉460円/kg(24.0%)


4月-米国産骨付きもも肉346円/kg(22.3%)
    タイ産骨付きもも肉445円/kg(19.3%)

・米国からの輸入停止措置による品薄感から徐々に値を上げている。


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