徳島県/斎藤 翠
「消費なくして生産なし」をテーマに実施した"牛乳・乳製品フェア徳島牛乳まつり"も今年で18回を迎えた。第1回の年に出生した子供であれば、高校を卒業する年になったのである。開催に当たって、特に心配したことは、天気のこと。毎年体育の日に開催しており、体育の日の通説は「晴れ」しかし、今年は地球温暖化の影響からか異常気象による台風の発生件数も多く、10月9日には台風22号が今年9回目として上陸したからだ。
さて、イベント会場では、常連の消費者達で混雑し、牛乳や、牛乳餅の無償配布コーナーには、長い列が続いた。この日は消費者感謝デーとして、乳業メーカー6社が乳製品を割安で販売していることが定着しており、好評となっている。なお、人気を得たコーナーは、市内では見られない牧場風景を展開し、ホルスタイン改良同志会による、乳牛の搾乳実演が行われたことである。そのほか、子牛6頭を展示して、幼稚園、小学生200名余りが参加しての牧場写生大会が行われ、上位入賞者には賞状、記念品が送られた。また、子供達に一番人気のあるアンパンマンショーでは、親子連れらが見学し、この一日で総数3万人の人出で賑わった。 |
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