企画調整部 広報消費者課
平成18年3月、食育推進基本計画が作成され、国民が生涯にわたって健康で豊かな人間性を育むため、多様な関係者が連携・協力しながら国民運動として食育を推進することとなった。この計画では毎年6月を「食育月間」とし、重点的に食育推進活動を全国で展開することとしている。 開会式について 第1回となる今大会のテーマは、“全国の食育が集合「いつでもどこでも楽しい食卓」〜みんなで 毎日 朝ごはん〜”とし、国や地方公共団体、教育、保育、保健医療、農林漁業、食品産業など全国から102団体(出展ブース数は87ブース)が参加した。
会場の概要 会場は、展示・体験会場となるAホールおよびBホール、開会式や基調講演などのセレモニーイベントが行われるCホールの3つのエリアに分けられ、さまざまな催しものが行われた。
Aホールでは政府・全国団体の出展が行われ、「ニッポン食育フェアin大阪」をはじめ、「政府の食育」、「自然のめぐみ」、「調理の食育」、「子どもの食育」などの各コーナーがあり、Bホールでは、大阪の各団体の展示が行われた。 また、Cホールでは、午前の部に、「食育の輪を広げるために」をテーマとしたシンポジウムが行われ、パネリストに、馳 浩 文部科学副大臣、赤松 正雄 厚生労働副大臣、宮腰 光寛 農林水産副大臣、食育推進会議委員でもある服部幸應 服部栄養専門学校校長が参加した。 続いて午後の部では、基調講演や食育トーク、食育クイズなどが催された。食育トークでは、会場の参加者から、「牛乳を飲むと太るなどと言われているが、積極的に摂るべきかどうか」などの質問があった。
「農畜産物の正しい知識を広げよう!」をテーマに出展 機構は、畜産関係団体および砂糖関係団体と共同出展し、「農畜産物の正しい知識を広げよう!」をテーマとして、パネルの展示や機構のホームページの紹介などを行った。
(1)パネルとてん菜模型を展示 機構の役割を説明したパネルや、食肉、牛乳・乳製品、野菜、砂糖それぞれが健康に不可欠な食材であることを、栄養面や、その果たす役割を中心にわかりやすく説明したパネルの展示を行った。 また、砂糖の原料となるてん菜(実物模型)の展示をしたところ、初めて見るという人がほとんどで、触れたり興味深げに見入る姿がみられ、「これ何?」との質問や、「この原料からどのように砂糖は製造されるのか」などの質問があった。
(2)ホームページ紹介とビデオ放映
(3)パンフレット配布とアンケート調査
|
元のページに戻る