統撤廃後も一定の国内供給量は確保 国家農牧取引監督機構(ONCCA)は、2009年9月30日付け決議7552/2009号に基づき、穀物・油糧種子の輸出登録の仕組みを変更し、トウモロコシおよび小麦の輸出数量などに係る規制を撤廃するなどの措置を行った。変更内容は以下の通りとなっている。 (変更前の措置は海外駐在員情報「トウモロコシと小麦の輸出条件を一部緩和(アルゼンチン)」(6月30日発)http://lin.alic.go.jp/alic/week/2009/ar/ar20090630.htm参照)
Q1 輸出数量制限はなくなったものの、両品目の国内供給量が不足した場合は流通業者が供給するなど、実質的な変更はあまりないと思うが、どのように評価するのか。 最近の現地新聞報道によれば、2009/10年度のは種面積は、トウモロコシが前年度比30%減の187万ヘクタール、小麦が同42%減の280万ヘクタールと伝えられている。このような状況からすると、両品目の輸出は上述のとおり期待されるほど伸びる可能性は少ないと思われる。 |
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