需給動向 国内

◆鶏 肉◆

21年度の鶏肉輸入量は前年度を15.7%下回る見込み(農水省)


◇絵でみる需給動向◇


 農林水産省が全国ブロイラー需給調整会議で公表した平成21年度の需給見通しによると、輸入量に関しては、需要の減少などから20年度実績420千トンを66千トン下回る354千トン(前年同期比15.7%減)と、月平均にしておよそ3万トンとなると見込まれる。

 鶏肉輸入は業務用需要の伸びなどから、調製品も含め増加傾向で推移してきた。そのほとんどが冷凍品で、輸入量のおよそ9割はブラジル産である。15年度にタイおよび中国で相次いで鳥インフルエンザが発生して以来、ブラジルはタイや中国の代替輸入先として、輸入量を増やしてきた。

 20年度は国産品の価格高騰及び品薄感から、輸入鶏肉に対する需要が急増し、その結果、6月以降の輸入価格(CIF)は300円/kgの大台を超えて推移し、年度平均輸入価格も前年度比36.3%高の329円/kgと高水準となった(図4、5)。

図4 鶏肉の生産量、輸入量及び輸入価格の推移
図5 鶏肉の消費量及び期末在庫量の推移

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