需給動向 国内 |
全農「畜産販売部情報」によると、23年1月の鶏卵卸売価格(東京・M)は、キログラム当たり184円(前年同月比22.0%高)、また、速報値によると、2月は同203円(同4.6%高)と、11カ月連続で前年を上回った(図6)。この要因としては、21年度の低卵価を踏まえ、生産者が需要に応じた生産に取り組んだことなどが挙げられる。
一方、農林水産省「鶏卵市況情報」によると、23年1月の鶏卵入荷量(東京)は、需要期を過ぎわずかに増加し9,198トン(同1.1%増)となったものの、速報値によると、2月も8,170トン(同3.3%減)とやや減少した。 注)入荷量とは、鶏卵市場(鶏卵荷受会社をいい、東京は3社対象)が産地の生産者、集出荷団体業者等から入荷した量 今後は、季節的な需要変動のほか鳥インフルエンザの発生状況等を踏まえ、需給・価格動向を注視する必要がある。 |
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