機構から  
 

平成23年度 畜産・酪農関係事業の概要について

畜産振興部


  

 平成22年12月27日に農林水産省において「平成23年度畜産・酪農関係事業の概要」が公表されました。

 最近の畜産を取り巻く情勢を踏まえ、平成23年度の畜産・酪農関係事業は、経営安定対策に重きを置くとともに、経営安定対策の補完対策や食肉流通、資金、リース対策など各般にわたった事業が措置されたところです。

 機構といたしましては、平成23年度畜産業振興事業の実施に当たり、引き続き事業実施主体の公募を実施することにより、事業実施主体の選定に係る透明性を確保するほか、養豚生産者へ直接補てん金を交付する事業の本格実施など、事業の的確な実施に取り組んでまいります。

 本稿では、機構が行う事業の概要を紹介します。

【畜産・酪農経営安定対策】

 ○ 酪農経営安定のための支援

   加工原料乳向け生乳を対象に助成金を交付するとともに、取引価格が低落した場合の補てんを実施

  ・加工原料乳生産者補給金

  ・加工原料乳等生産者経営安定対策事業

 ○ 肉用牛繁殖経営安定のための支援

   肉用子牛生産者補給金に加え、肉専用種の子牛の平均売買価格が発動基準を下回った場合に、差額の3/4を交付

  ・肉用子牛生産者補給金

  ・肉用牛繁殖経営支援事業

 ○ 肉用牛肥育経営安定のための支援

   肥育牛1頭当たりの粗収益(全国平均)が生産費(全国平均)を下回った場合に、差額の8割を補てん金として交付

  ・肉用牛肥育経営安定特別対策事業

 ○ 養豚経営安定のための支援

   豚枝肉の全国平均価格が、生産コストに相当する保証基準価格を下回った場合に、差額の8割を補てん金として交付

  ・養豚経営安定対策事業

【その他対策】

 ○ 酪農経営安定対策補完事業

   傷病時のヘルパー利用の円滑化、牛群検定組合の取組を支援

 ○ 肉用牛経営安定対策補完事業

   新規参入の円滑化、ヘルパーの取組、中核的繁殖経営の育成、地方特定品種の特徴を活かした生産、離島等の取組、肉用牛の預託等の取組を支援

 ○ 食肉流通改善合理化支援事業

   産地食肉センターや家畜市場等の設備の改善、食肉卸売市場の機能強化、食肉卸売経営の安定化、食肉小売機能の高度化を支援

 ○ 畜産高度化支援リース事業

   たい肥調整・保管施設、畜産環境整備や食肉販売等の合理化、生乳流通の効率化に必要な施設のリース方式による導入を支援

 ○ 畜産特別支援資金融通事業

   負債の償還に支障を来している経営や家畜伝染病発生による深刻な影響を受けた経営に対する低利資金の円滑な融通を支援

 ○ 家畜防疫互助基金造成等支援事業

   口蹄疫、高病原性鳥インフルンザ等の伝染病が発生した場合に備えた互助基金の造成を支援

 ○ 国産畜産物安心確保等支援事業

   家畜個体識別システムの円滑な運用、BSE発生農家の経営再建、鳥インフルエンザ発生時を想定した食鳥の円滑な集出荷・処理体制の整備等を支援

 ○ 畜産副産物適正処分等推進事業

   BSE発生を踏まえた牛肉骨粉や牛せき柱の適正処分等を支援


 
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