月報「畜産の情報」

2011年2月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

牛乳・乳製品の摂取とメタボリックシンドローム予防研究の最前線
共立女子大学大学院 教授 川上浩



【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

牛肉・豚肉の輸入見込み数量

◇牛 肉 22年7〜9月の全国の乳用牛への黒毛和種交配状況は、3年ぶりの30%超に

◇豚 肉 国産品在庫、取り崩し進む

◇鶏 肉 国産品在庫量は圧縮、輸入量増に注視

◇牛乳・乳製品 業務用牛乳の生産量、前年を大幅に下回る

◇鶏 卵 卸売価格(東京・M)は2カ月連続で200円台

◇飼料 23年1月〜3月期の配合飼料供給価格、約3,200円上昇
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 総飼養頭数が減少局面にある中、2010年の生産量は前年をわずかに上回る見込み
E U
豪 州 需給の引き締まりにより、肉牛価格は上昇する見込み
 
◇豚 肉
米 国 飼料価格の高騰により再び飼養頭数の減少傾向を強める
E U 12月の豚枝肉卸売価格、3カ月連続で前年を上回る
◇鶏 肉
米 国
タ イ 国内ブロイラー卸売価格が下落
ブラジル 
 
◇牛乳・乳製品 
米 国
E U 12月の脱脂粉乳卸売価格は再び上昇、バターは依然として高水準で推移
豪 州 2010/11年度の生乳生産量はわずかに回復する見込み
 
◇飼料穀物
需給は逆転、不足する2010/11年度の穀物生産 −消費量が生産量を上回る−


【調査・報告】

牛肉の新しい価値を求めて
調査情報部 調査課長 瀬島浩子、同課係員 岡田岬


【海外情報】

2009年以降の中国の畜産物需給の現状〜堅調な価格推移と輸入乳製品に対する旺盛な需要〜
調査情報部 調査課 課長代理 平石康久


【海外トピックス】

◇北 米
米国において新たな食品安全法が成立
◇欧 州
欧州委、飼料原料輸入に係る未承認GMO混入の許容水準を0.1%に設定する方向
◇オセアニア
2010/11年度冬穀物生産、記録的な増産が見込まれるも、品質の低下が懸念(豪州)
◇アジア
2009年韓国の酪農・乳業の現状について
◇南米
中国と農畜産物貿易に係る関係を強化(アルゼンチン)


【機構から】

平成23年度畜産・酪農関係事業の概要について
畜産振興部

平成22年度「畜産の情報」に関するアンケート調査結果の概要
調査情報部情報課




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