需給動向 海外 |
米国農務省、トウモロコシの生産量を微増
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◇米 国◇米国農務省、トウモロコシの生産量を微増 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は1月11日、1月の世界農産物需給推計の月次報告を公表した。
◇世 界◇トウモロコシ、世界の消費量は前年をわずかに下回る2012/13年度における世界のトウモロコシ生産量は、第二期作の豊作が予測されるブラジルや中国での増産見通しなどがある一方、干ばつや少雨などの影響により米国やウクライナで減産が予測されることから、前年度比3.5%減の8億5230万トンと予測された。輸入量は、豊作だった中国で減少が見込まれることから、同3.5%減の9552万トンと減産見通しとなった。一方、輸出量は、増産が見込まれる南米で増加が予測されるものの、米国で前年を大きく下回ることから、同21.7%減の8977万トンと大幅に落ち込むものとみられる。 消費量は、飼料向けの増加が見込まれる中国などの需要増が予測される一方、減産による価格高騰により世界的に消費が減少傾向にあることから、同1.3%減の8億6811万トンと見込まれる。 なお、期末在庫は、米国および南米で減少が見込まれ、同12.0%減の1億1599万トンと予測された。
大豆生産、南米がけん引し前年をかなり大きく上回る2012/13年度における世界の大豆生産量は、干ばつの影響を受け米国で前年を下回ることが予測されるものの、ブラジルが好天に恵まれ、作付面積が増加したことから、前年度比12.9%増の2億6941万トンと増産の見通しとなった。輸入量は、中国の増加により、同3.7%増の9651万トンと予測された。 一方、輸出量は、ブラジルおよびアルゼンチンで前年を大きく上回る増産が見込まれ、輸出向けが増加することから、同9.4%増の9890万トンと増産見通しとなった。 消費量は、主に中国で前年を上回ることが見込まれることから、同2.5%増の2億6267万トンと増加するものとみられる。 なお、期末在庫は、同7.9%増の5946万トンと予測された。
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