月報「畜産の情報」

2013年2月


ALIC


Monthly

目 次

【特集:自給飼料生産の振興に向けて】

我が国の自給飼料生産をめぐる状況について
農林水産省生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室長 小倉 弘明

自給飼料活用における耕作放棄地放牧の可能性をさぐる
〜肉用牛の放牧飼養と管理技術に関する取り組み〜

九州大学大学院農学研究院農学部付属農場 高原農業実験実習場 准教授 後藤 貴文

飼料用米(籾米サイレージ)の栽培・加工・利用の実態と課題
〜山形県真室川町における先進的な取り組み〜

秋田県立大学生物資源科学部 教授 鵜川 洋樹

米国を襲った干ばつへの畜産の対応
〜干ばつの影響と米国における畜産の動向〜
調査情報部 前田 絵梨、小林 誠
国際穀物相場の高騰によるドイツ豚肉生産への影響
調査情報部 宅間 淳


【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 12月の牛枝肉卸売価格、最需要期を迎え上昇

◇豚 肉 平成24年11月の推定期末在庫、半年ぶりに取り崩し

◇鶏 肉 平成24年11月の鶏肉輸入量、4万5000トンを上回る高水準

◇牛乳・乳製品 脱脂粉乳生産・出回り量の減少が続く

◇鶏 卵 M玉卸売価格、2カ月連続で前年超

◇飼料 平成25年1〜3月期の配合飼料供給価格は据え置き
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 10月のフィードロット導入頭数、前年同月比12.5%減
E U
豪 州 2012年牛肉輸出量は最高記録を更新
 
◇豚 肉
米 国 経営の大幅な縮小は回避も、生産量は減少見込み
E U アニマルウェルフェアの規制強化(母豚ストール飼い禁止)への対応は難航

◇鶏 肉
米 国
タ イ 2012年鶏肉生産量は前年比6%増の145万トン弱の見込み
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品
米 国
E U 2012年生乳生産量は前年比0.8%増
豪 州 2012/13年度、チーズ、バター、脱脂粉乳が増産の見込み
チリ 増加が期待されるヨーグルト消費
 
◇飼料穀物
(米国)米国農務省、トウモロコシの生産量を微増
(世界)トウモロコシ、世界の消費量は前年をわずかに下回る
 
◇中国
豚肉卸売価格、安定して推移

【調査・報告】

家族経営の企業的展開と収益性
〜採卵鶏経営、乳用種去勢牛肥育経営に焦点をあてて〜

高崎経済大学地域政策学部 准教授 宮田 剛志

酪農経営の担い手をどう確保するか
〜「日本型第三者酪農経営移譲システム」を考える〜

筑波大学 名誉教授 永木 正和


【機構から】

平成24年度 農林水産関係補正予算の概要について
畜産振興部


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