需給動向 国内 |
M玉卸売価格は値上がりが継続 平成25年8月の鶏卵卸売価格(東京M玉)は、キログラム当たり175円(前年同月比11.5%高)と、過去3年間で最も高い水準となった。日別にみると、8月は、同168円で取引が始まり、月半ばの19日まで横ばいが続いた。その後、20日に同175円、22日に同180円、27日に同190円、29日に同195円と、値上がりが続いた(図14)。
4〜6月の平均採卵用めすひなえ付け羽数は前年を下回る価格が上昇傾向である中、採卵用めすひなえ付け羽数は前年を下回る水準で推移している。25年4〜6月の平均採卵用めすひなえ付け羽数は780万1000羽となり、前年同期と比較して0.7パーセント下回っている。この3カ月にえ付けされたひなは、半年後の需要期に産卵を迎えることになるため、冬場の価格にどの程度影響するか注目される。(畜産需給部 岡田 岬)
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