需給動向 海外 |
2014/15年度のトウモロコシの生産量を下方修正
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米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は11月10日、2014/15穀物年度(9月〜翌8月)の国内外の主要農作物需給見通しを公表した。これによると、米国のトウモロコシの生産量は、前月の予測値が下方修正されたものの、依然として前年を上回る見込みである。 単収、下方修正されるも170ブッシェル台を維持 2014/15年度のトウモロコシ生産量は、収穫面積は前月値が据え置かれたものの、単収が下方修正されたことから、144億700万ブッシェル(3億6594万トン:前年度比3.5%増)としている(表7)。 また、輸入量、輸出量は、前月値が据え置かれ、期末在庫は、生産量の下方修正に加え、消費量の上方修正により、前月値から下方修正された。在庫率は14.7%と前年度から大幅な増加としている。 生産者平均販売価格は、生産量や在庫率が下方修正され、需給が引き締まるとの見込みから、前月値から下値および上値とも引き上げられ、1ブッシェル当たり3.20〜3.80ドル(353〜419円)としている。
(調査情報部 渡邊 陽介)
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