月報「畜産の情報」

2014年12月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

食品への意図的な異物混入について考えよう

農林水産省 消費・安全政策課 食品安全危機管理官 鋤柄 卓夫


【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 平成26年度上半期の牛肉需給、生産量・輸入量は減少、出回り量は増加

◇豚 肉 平成26年度上半期の豚肉需給、生産量はやや減少、輸入量は大幅に増加

◇鶏 肉 平成26年度上半期の鶏肉需給、生産量・輸入量・出回り量いずれも増加

◇牛乳・乳製品 平成26年度上半期の生乳生産量はわずかに減少

◇鶏 卵 鶏卵相場、最需要期を前に一段高

-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 牛肉生産量の減少により、輸入量が増加
豪 州 と畜頭数の増加により、堅調に推移していた肉牛価格は下落
N Z 2年連続の干ばつを反映し、2013/14年度の牛肉輸出量は過去2番目の高水準
アルゼンチン 2014年1月〜8月の牛肉生産量、前年同期を下回る
 
◇豚 肉
中 国 飼養頭数は増加するも、需要期に向けての供給不足が懸念
 
◇鶏 肉
米 国 鶏肉生産量は引き続き好調を維持する見込み
タ イ 2014年9月の鶏肉生産は好調、輸出量も増加
 
◇牛乳・乳製品
E U 生乳価格安も生産は堅調に推移、輸出需要に期待感
豪 州 生乳生産の増加に伴い、乳製品輸出も増加傾向
 
◇飼料穀物
世 界 2014年のトウモロコシ生産量は米国やEUがけん引
米 国 2014/15年度のトウモロコシの生産量を下方修正
 

【調査・報告】

実態分析と計量分析に基づく養豚経営の生産効率に関する分析
北海道大学 大学院農学研究院 教授 柳村 俊介
高崎経済大学 地域政策学部 准教授 宮田 剛志
東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任助教 村上 智明
北海道大学 大学院農学院 博士課程 申 錬鐵
東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任助教 中島 亨

沖縄県における酪農の新規就農事例
那覇事務所 青木 敬太、伴 加奈子


【海外情報】

フィリピンの牛肉需給の現状と課題
調査情報部 中島 祥雄、木下 瞬
 

ブラジルの牛肉生産の実態
〜豊富な資源を活用した集約的な飼養形態の進展〜

調査情報部 米元 健太、橋 博人

【農林水産省から】

豚流行性下痢(PED)を防ぐために
〜農場での飼養衛生管理、と畜場等での適切な衛生管理を徹底しましょう!〜

消費・安全局 動物衛生課 家畜防疫対策室


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