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2013年の世界の牛肉生産量は、6768万トン(枝肉換算ベース、FAO Food Outlook、2014年5月)と見込まれる。主要生産国(国別データは米国農務省)は、米国(1176万トン)、EU28カ国(747万トン)などの先進国のほかに、ブラジル(968万トン)、中国(564万トン)、インド(385万トン)、アルゼンチン(285万トン)といった新興国である。牛肉消費量は、米国が世界最大の消費国であるが、ブラジル、中国、アルゼンチンなどの国々も生産とともに消費が増加している。牛肉輸出量は、ブラジル(185万トン)、インド(177万トン)、豪州(159万トン)の順に多く、インドの輸出量の伸びは近年著しい。また、日本への輸出割合が高い米国や豪州、ニュージーランド(53万トン)の3カ国で全輸出量の約4割を占める。 |
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2013年の世界の豚肉生産量は、1億1428万トン(枝肉換算ベース、FAO Food Outlook、2014年5月)と見込まれる。主要生産国(国別データは米国農務省)は、中国(5562万トン)であり、これにEU28カ国(2239万トン)や米国(1053万トン)などが続く。EUや米国は生産量に占める輸出量の割合が高く、東アジアやロシアを中心に輸出量を増加させている。新興国では、経済成長に伴いブラジル(328万トン)、ロシア(240万トン)、メキシコ(128万トン)の生産量が増加している。中国以外のアジア地域では、ベトナム(222万トン)やフィリピン(135万トン)などの生産量や消費量が多い。日本は生産量が131万トンであるが、消費量のおよそ半分の122万トンを輸入しており、世界全体の輸入量の約2割を占める最大の豚肉輸入国である。 |
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2013年の世界の鶏肉生産量は、1億695万トン(骨付き換算ベース、FAO Food Outlook、2014年5月)と見込まれる。主要生産国(国別データは米国農務省)は、米国(1698万トン)であり、これに中国(1335万トン)、ブラジル(1231万トン)と続く。このほか、最近ではインド(345万トン)やロシア(301万トン)、アルゼンチン(206万トン)などで著しく増加している。鶏肉消費量は、中国が最大の消費国であり、人口増加に伴いインド(345万トン)、インドネシア(155万トン)なども増加している。鶏肉輸出量は、米国(334万トン)、ブラジル(348万トン)、EU28カ国(108万トン)、タイ(50万トン)の順に多く、米国とブラジルで世界の輸出量の約7割を占める。 |
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2013年の世界の生乳生産量(水牛乳含む)は、7億6716万トン(FAO Food Outlook、2014年5月)と見込まれる。主要生産国(国別データは米国農務省)は、EU28カ国(1億4010万トン)、インド(1億3578万トン)、米国(9127万トン)などであるが、インドは水牛乳が生乳生産量の約6割を占める。地域別にみると、最近では、アジアや南米の生乳生産量の増加が著しい。2013年の貿易量(輸出量・生乳換算)は6786万トンと見込まれ、その貿易率は8.8%と穀物や砂糖、牛肉、家きん肉などと比べて低い。主要輸出国(地域)は、ニュージーランド、EU28カ国、米国、豪州などである。 |
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