需給動向 海外 |
2015/16年度のトウモロコシの期末在庫を下方修正
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米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は7月10日、2015/16穀物年度(9月〜翌8月)の国内外の主要農作物需給見通しを公表した。 作付面積および単収の減少により生産量は前年を下回る見込み 2015/16年度の米国のトウモロコシ生産量は、作付面積および単収が減少することから、前年度比4.8%減の135億3000万ブッシェル(3億4366万トン)と見込まれ、前月の予測値に比べ下方修正された(表9)。 消費量は、食品・種子・その他工業向けおよびエタノール向けの増加により同0.1%増の118億6000万ブッシェル(3億124万トン)と見込まれている。 輸出量は、EUなどからの需要増加により、同1.4%増の18億7500万ブッシェル(4763万トン)が見込まれている。 期末在庫は同10.1%減の15億9900万ブッシェル(4061万トン)と見込まれ、前月の予測値から下方修正された。 また、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.45ドル〜4.05ドル(424円〜498円)と見込まれている。
(調査情報部 野田 圭介)
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