調査・報告 専門調査  畜産の情報 2015年8月号


酪農家を包み込むさまざまな連携
〜北海道・十勝を中心として〜(後編)

畜産・飼料調査所「御影庵」主宰 阿部 亮



【要約】

 前号(2015年7月号)では、北海道の酪農家を取り巻く諸機関の技術支援の形として、明治飼糧、北農研、道総研畜試における技術的連携を紹介した。今回はその続編として、地域における自給飼料生産の量と質の向上を目指す十勝農協連の取り組みと共に、粗飼料分析を実施している諸機関の連携によるフォレージテストミーティングについて紹介する。

4 十勝農協連「飼料アップとかち」運動と諸機関の連携

 十勝農協連の飼料アップとかち運動(プロジェクト)は、2009年から始まって2015年で7年目を迎えた。

 2015年7月号で紹介した植生調査で定量的に確認された「牧草地植生の悪化」と、サイレージ用トウモロコシ栽培の実態調査から浮かびあがったいくつかの問題点、その2つがこの飼料アップとかち運動を誘発したものと考えている。飼料アップとかち運動では、現在、「トウモロコシ栽培面積の拡大」、「トウモロコシと牧草の輪作体系の確立」、「良質な牧草サイレージの生産」を目指して、農協、道総研畜試などの試験研究機関、農業改良普及センター、種苗会社が連携しながら、十勝の自給飼料生産の量と質の向上を目指しているが、ここではその内容を紹介する。

(1)十勝の自給飼料生産と酪農の趨勢と推進の方向

 表2に見られるよう、平成に入ってからの十勝酪農は、個体乳量の増と規模拡大を両輪として発展してきた。しかし、乳牛1頭当たりの飼料畑面積は減少の方向にあり、規模の拡大と飼料畑面積の拡大との間でアンバランスが見られ、個体乳量の増加は、見かけ上、濃厚飼料の給与の増加によってもたらされているものと考察される。

表2 十勝酪農の趨勢
資料:十勝農協連「平成24年十勝畜産統計」

 十勝は自給飼料としてトウモロコシサイレージと牧草サイレージの両方を生産し、給与することが出来る、いわゆる畑作型酪農が主体の地域である。2013年度の牛群検定実施農家の自給飼料構造は、「トウモロコシサイレージ+牧草サイレージ」の形態が70%、「牧草サイレージ主体」の形態が20%、「トウモロコシサイレージ+乾草」の形態が6%という数値からも、この地域の特徴がうかがえる。

 それでは、トウモロコシサイレージの泌乳牛への給与量(日量キログラム)はどうか。

 2013年4月の牛群検定農家963戸の状況を見ると、25キログラム以上が10%、20キログラム以上が21%、15キログラム以上が25%、10キログラム以上が15%、10キログラム未満が3%、0キログラムが26%となった。

 十勝農協連は、「搾乳牛に年間、安定して1日25キログラムのトウモロコシサイレージを給与しよう」という目標を掲げている。これは、トウモロコシサイレージの栄養価が高く、トウモロコシサイレージの給与量が多い酪農家の乳量(年間乳量、日乳量)は、トウモロコシサイレージの給与量が少ない農家と比べて多いと共に、トウモロコシサイレージの増加は、高価な濃厚飼料の使用量削減、生産コストの削減につながるからである。

 表2で見られるように、2012年度のトウモロコシの作付面積は2万197ヘクタールであるが、十勝農協連は、1日25キログラムの年間給与を行うための必要面積2万7000ヘクタールを目標値として設定し、以下に述べるような種々の事業を十勝管内の諸機関と連携しながら推進している。

(2)現地支援の方法

 種々の生産技術についての現地支援は、次の流れを基本として行われている。

 『実態把握→調査結果の整理と課題把握→原因と対策の検討→生産者へのアプローチ→生産者の取り組みを後押し』

 ここで大切にしていることは、「可能な限り生産者との接点を増やす」ことである。

 それによってその後の取り組みがしやすくなり、生産者が自分の問題として課題に取り組む意欲や環境が醸成されるという。

 十勝農協連は、農業改良普及センターや道総研畜試、農協と連携しながら、「実態把握」、「調査結果の整理と課題把握」、「原因と対策の検討」を行い、「生産者へのアプローチ」では、十勝農協連と農協が主体となって、「研修会の開催(実態調査結果・対策などの説明)」、「個別巡回・生産者面談会・生産者に対する巡回調査(調査結果を個々の酪農家に報告し、今後の対策を協議する)」、「栽培・収穫調製技術の情報の配信」を行っている。

 ここでは、一連の支援の流れの最終段階となる「生産者の取り組みを後押し」について、草地の更新に結びつく事例を紹介しよう。

 生産者面談会では、ほ場管理シート、土壌分析に基づく施肥設計、牧草割合を色分けで示したほ場図などを用いながら、「どのような肥料を選択すればよいか」、「土壌改良材はどれだけ必要か」、「肥料代はいくら必要か」について色分けされたほ場のそれぞれについて相談をする。十勝農協連の担当者は言う、「関係機関の集まりでの情報交換だけでは、実際の草地、酪農家が視野の外に置かれがちであるが、生産者面談会では、自分の土地の様子を生産者自らが把握でき、自分の問題として対処しなければならないという認識が強くなるようです。飼料アップとかち運動が始まる前と現在を比較すると、地域一斉の植生調査を実施した8農協では、牧草種子の流通量は増加傾向にあり、おそらく、自力での草地更新が行われている証拠だと思います。飼料アップとかち運動が始まって、この5年間に何かが動いているように感じます」。

(3)飼料アップとかち運動の重点課題とその内容

 飼料アップとかち運動の重点課題として、以下の5つが掲げられている。

(1)飼料用トウモロコシと草地の計画的な輪作体系の普及推進
(2)飼料用トウモロコシの安定的な収量確保対策
(3)採草地における十勝型牧草は種設計の検討
(4)土壌硬盤層破砕による踏圧・排水改良対策
(5)採食性に富むサイレージ作りのための収穫・調製技術対策

 ここでは、トウモロコシサイレージに関する仕事(事業)を中心に紹介する。

ア 飼料用トウモロコシ栄養収量向上支援事業

 先にも述べたように十勝農協連は、トウモロコシの作付面積を、この運動が始まった2009年度の約1万9000ヘクタールから、2万7000ヘクタールにまで伸ばそうと計画している。この支援事業は、その増産計画を側面支援する性質のものである。トウモロコシ栽培では、追肥が行われていないという現状があるが、その理由には酪農家の労働力問題が挙げられる。酪農家が出来ないのであるなら、近隣の畑作農家に手助けしてもらおう、それに奨励金を出す、という方法で、トウモロコシの追肥による収量増を目的とした事業が、2011年度と2012年度の2年間実施された。2012年には234戸の酪農家が参加し、4232ヘクタールの畑で新たに追肥・分肥が行われ、乾物収量が4〜6%増加するという結果が得られた。このように、追肥の有効性が現場で確認されたことから、その後も継続して追肥を行う農家もある。

イ 自給飼料生産基盤強化支援事業:飼料高騰対策

(1)飼料用トウモロコシの作付面積拡大

 この事業は2013年度から4年間計画で実施されており、前年度のトウモロコシの栽培面積に対して、今年度の増加分1ヘクタールにつき2万円の奨励金が与えられるというものである。2013年度は173戸の酪農家が参加して785ヘクタールの増加、2014年度は174戸の酪農家が参加して964ヘクタールの増加と、事業の目標数値を上回る状況にある。

 十勝農協連のトウモロコシ作付面積の目標値(2万7000ヘクタール)は、搾乳牛に通年で毎日25キログラムのトウモロコシサイレージを給与するという前提から掲げられた数値であるが、この事業に参加している酪農家の給与量はどのように変化するかについて試算されている。

 牛群検定実施農家で事業に参加している124戸の酪農家が、事業に参加してトウモロコシの作付面積が増加した結果、給与量は2012年の平均21.8キログラムから2013年の26.8キログラムに増加したという結果が得られている。また、30キログラム以上の給与が可能であるという酪農家の割合も、2012年の12%から2013年は28%へと増加している。

 トウモロコシサイレージは子実でん粉を多く含み、TDN含量も高く、エネルギーの供給という面では濃厚飼料的な性質を強く持つ飼料であり、その給与量の増加は乳量の増加とともに、配合飼料給与量を低減させるという経済的な効果、側面を持つ。

 畑作酪農地帯の特徴を生かした飼料自給率向上の方策のための事業として、順調な経過をたどっていると考えられる。

(2)飼料用トウモロコシ収穫直後の草地造成

 既述したように、十勝そして北海道全体の牧草地の植生は、牧草の被度を高めなければならない状況にある。一般的に言うと、草地の造成・更新後、経年的に次第に牧草の被度が低下し、相対的に雑草や裸地の被度が高まる。

 この事業は、牧草の連作により悪化した草地の植生を、トウモロコシと牧草の輪作によって改善し、牧草収量の増加や栄養価の向上を図りながら、同時に十勝農協連が目指すトウモロコシの作付面積を増やし、自給飼料の質と量の向上・拡大をもたらそうというもので、トウモロコシを栽培することで草地更新も図られるものである。

 具体的な手法は、トウモロコシを収穫したその秋のうちに牧草をは種し、翌年の1番草から牧草サイレージを調製しようというものである。

 この事業の実績であるが、2013年は75酪農家の参加で390ヘクタール、2014年は84酪農家の参加で529ヘクタールと、その面積は少しずつ拡大している。

ウ 飼料用トウモロコシ病害発生予察体制整備事業

 2011年に十勝管内では、トウモロコシに根腐病が大発生し、トウモロコシの栄養成分にかなりのダメージを与えた。この病気は、発生から1週間くらいで1本のトウモロコシが枯れあがってしまうくらいに病気の進行が速いために、早期に発見して、刈り取ってしまうことが大切である。

 この事業は、「病害を早く見つけて、対策を講じるために、根腐病の管内における発生状況を皆が共有しよう」、そして、「その情報に基づいて早く収穫してしまう、そういう体制を整えよう」、という目的で立ち上げられた。事業への参加組織は、十勝農協連、農協、農業改良普及センター、道総研畜試、種子取り扱いの企業・団体である。

 2011年には予察の目合せのために、「根腐病罹病評価指標」が作られた。それには、罹病の程度と外観、茎横断面と茎縦断面の写真が掲載され、それぞれに植物の状態に関する解説が付けられている。

 この診断指標に基づいて観察された情報は十勝農協連に集められ、対策の徹底を促すなどの情報提供が収穫期間中に行われている。

(4)飼料アップとかち展示会

 毎年11月に十勝農協連では、十勝地区家畜市場(家畜共進会場)において、「飼料アップとかち展示会」を開催している。会場には、酪農家、農協、民間会社、農業改良普及センター、試験場、大学などの多くの関係者が集まる。

 2014年の11月7日のプログラムは以下のとおりであった。

(1) パネルデスカッション(大規模経営における自給飼料生産、オーチャ−ドグラス・トウモロコシ・畑作物の輪作栽培、トウモロコシ受委託栽培の仲介、飼料設計者からみる自給飼料の課題)

(2) サイレージミーティング

(3) 展示コーナー(サイレージの有機酸の臭いを体験、牧草・トウモロコシ生産資材、飼料用トウモロコシは種機、自給飼料生産に関する作業機械、窒素センサーを用いた可変施肥システム)

 この農業祭ともいうべきイベントで特徴的なのが、毎年恒例のサイレージミーティングである(写真3)。これは、牧草サイレージとトウモロコシサイレージの原物が並べられ、「優れている」と判断したサイレージを投票用紙に記入するものである。それぞれのサイレージには化学成分含量、発酵品質、栄養価などの関係資料が原物に添付されており、参加者は、サイレージの外観、香り、化学成分含量や栄養価を見ながら判断する、一種のコンテスト、審査会である。

写真3 サイレージミーティング会場の光景(十勝農協連提供)

 表3と表4は、2012年度のサイレージミーテングに出品された牧草サイレージ(総数30点)とトウモロコシサイレージ(同31点)の中で、ベスト5に選ばれた製品の栄養成分含量・発酵品質を示している。下欄の十勝平均の値は、十勝農協連の農産化学研究所で分析された酪農家のサイレージの平均値(2008〜2012年度)である。ベスト5の値と平均値との差を見ると、牧草サイレージのTDNや粗タンパク質含量において顕著に現れている。このコンテストには酪農家を含めて多くの人が参加しており、「このような良いサイレージを作ろう」という意識の醸成が行われていくことに期待したい。

表3 ベスト5と十勝平均の栄養成分含量・発酵品質(牧草サイレージ)
資料:十勝農協連資料
注1:TDN=家畜が消化できる養分を数値化した「可消化養分総量」のこと。
  2:NDF=中性デタージェント繊維
  3:Ob=低消化性繊維
  4:V‐スコア=サイレージの、酢酸+プロピオン酸(新鮮物中%)に10点、酪酸以上の
    揮発性脂肪酸(新鮮物中%)に40点、揮発性塩基態窒素/総窒素(%)に50点を
    配点し、合わせて100点満点となるサイレージの品質評価法である。点数が高い
    ほど発酵品質の良いサイレージと評価される。
表4 ベスト5と十勝平均の栄養成分含量・発酵品質(トウモロコシサイレージ)
資料:十勝農協連資料

5 十勝農協連における「フォレージテスト」(粗飼料分析)の展開

 乳牛への適切な飼料給与の第一歩は、給与する牧草サイレージやトウモロコシサイレージの化学組成、栄養価を知ることである。それを基礎として、併せて給与する濃厚飼料の質や量が決められる。その第一歩となる粗飼料の分析情報を、十勝農協連の農産化学研究所が、「フォレージテスト」という業務として実施している。

 酪農家などから送付された飼料は農産化学研究所で分析され、一般的な化学成分について到着後1〜2日、発酵品質を分析する場合でも10日前後で、その結果がファックスなどで利用者に返される仕組みとなっている(飼料分析結果報告書:図2)。

 十勝農協連では2011〜2013年の3年間、毎年1万6000点前後の飼料についての分析を行っているが、飼料分析の項目における近年の特徴を見ると、サイレージの発酵品質(pH、アンモニア、有機酸)についての依頼が多くなっているとのことである。

 TDN含量や粗タンパク質と同時に、乳牛の採食性や牛舎環境に影響を及ぼす揮発性成分の含量が、サイレージの出来の善し悪しを判断する重要な指標として認識されてきたということであろう。

 それでは、フォレージテストの結果はどのように活用されているのだろうか。聞き取り調査において十勝農協連より以下の説明を受けた。

(1) 飼料設計は酪農家自身、農協担当者、飼料メーカーの技術者、農業改良普及センターによって行われるが、その時の基礎データとして、フォレージテストの結果が用いられる。

(2) 十勝農協連は、年に4回程度、バーンミーティング(酪農家の庭先で開かれる乳牛の飼養管理に関するミーティング)を開催しているが、その時の議論のための材料として飼料分析結果報告書が用いられ、原物のサイレージを見ながら、飼料給与診断を行うツールとして活用している。

(3) 上記の「飼料アップとかち展示会」におけるサイレージミーティング出品製品に飼料分析結果報告書が添付されている。

図2 飼料分析結果報告書の一例
資料:十勝農協連資料

 日常的には、このような機能を持つ仕事としてフォレージテストが行われているが、筆者はこれらに加えて、地域や国における粗飼料に関する問題を考える際の貴重な基盤になると考えている。表5と表6に、フォレージテストの年次間の平均値を示すが、これらから、十勝の飼料価値の平均的な姿、そして、その変動が理解できる。また、その姿から、農協・連合会そして自治体が地域の改善策や技術目標を、国がそれぞれの地域毎の技術政策や飼料自給率目標を、精緻に立案することが出来るようになるであろう。

表5 十勝の1番草牧草サイレージの化学組成・栄養価に関する各年次の平均値
資料:十勝農協連資料
  注:NFC=糖・有機酸類
表6 十勝のトウモロコシサイレージの化学組成・栄養価に関する各年次の平均値
資料:十勝農協連資料

6 フォレージテストミーティングを通じた調査・研究活動における諸機関の連携

 フォレージテストは、主に近赤外分析という手法によって行われる。粉砕した飼料に近赤外領域の波長の光をあて、その吸収の程度から化学成分の含量を推定する方法である(写真4)。

 推定値は、化学試薬を用いて測定した手分析の値(実測値)により近い、理想的には実測値との間に差がない値が近赤外分析で得られることが望ましい。そのために、推定値と実測値との間の誤差の少ない検量線作りが重要となる。

 また、種々のフォレージテストの実施機関が、ある試料の分析値について、同一のデータを依頼者に提供することが重要である。同一の試料について、フォレージテストの実施機関ごとで分析結果に大きな違いが出るようだと、依頼者は何処を信頼すべきか迷ってしまい、また、フォレージテスト自体への信頼感をも損ねてしまう。

 これらの課題を克服すべく、フォレージテストを実施していた7つの機関が、2005年にフォレージテストミーティング(以下「FTM」という)という検討会を立ち上げた。その後徐々に参加組織も増え、現在では以下のメンバーで構成されている。

※順不同

 十勝農協連、ホクレン農業協同組合連合会、全国酪農協同組合連合会、浜中町農業協同組合、オホーツク網走農業協同組合、興部町役場オホーツク農業科学研究センター、雪印種苗株式会社北海道研究農場、苫小牧飼料株式会社、日本甜菜製糖株式会社、明治飼糧、道総研畜試、北農研(アドバイザー参加)

 FTMは、飼料分析に関するさまざまな調査・研究活動を行っているが、そのうち、精度の高い検量線を作成し、それを共有し、信頼されるデータを関係者に提供するという取り組みに注力してきた。そのためには、多様な性質を持つ試料を多数集め、それを手分析のうえ検量線を作成し、その精度を評価するという、時間と手間のかかる仕事が、飼料分析報告書にある種々の化学成分についてなされなければならない。FTMの参画機関はそれらの仕事を分担のうえ実施し、年に数回、検討会を開いて、近赤外分析の適用範囲を拡大し、データの精度を高めてきた。

 これらFTMの取り組みを、酪農家の経営を支える研究者集団の連携の1つと位置付け、今後の取り組みに期待したい。

おわりに

 この報告が、農業技術の開発・普及・農家支援のこれからを考えるきっかけとなれば幸いである。

 最後に忙しい中を取材に応じて下さり、資料の提供をいただいた下記の皆様に深く御礼申しあげます。

 世良健司(明治飼糧株式会社北海道事業部)、畠山尚史(明治飼糧株式会社経営サポートセンター)、伊原杏美(明治飼糧株式会社経営サポートセンター)、池田哲也(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター酪農研究領域)、出口健三郎(北海道立総合研究機構畜産試験場基盤研究部)、鈴木善和(北海道農政部技術普及課畜産試験場技術普及室)、太田雄大(十勝農業協同組合連合会畜産部)、古川研治(十勝農業協同組合連合会畜産部)、渡邊敏弘(十勝農業協同組合連合会農産化学研究所)


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