需給動向 海外 |
期末在庫は前月の予測値から上方修正
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米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は6月10日、2015/16穀物年度(9月〜翌8月)の国内外の主要農作物需給見通しを公表した。 作付面積および単収の減少により生産量は前年を下回る見込み 2015/16年度の米国のトウモロコシ生産量は、作付面積および単収が減少することから、前年度比4.1%減の136億3000万ブッシェル(3億4620万トン)と見込まれるとの前月の予測値が据え置かれた(表13)。 消費量は、飼料需要の高まりにより同0.7%増の118億6000万ブッシェル(3億124万トン)と見込まれている。 輸出量は、EUなどからの需要増加により、同4.1%増の19億ブッシェル(4826万トン)が見込まれている。 期末在庫は同5.6%減の17億7100万ブッシェル(4498万トン)と見込まれ、前年度からの繰越在庫の予測値が引き上げられたため、前月の予測値から上方修正された。 また、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.20〜3.80米ドル(400〜475円)と見込まれている。
(調査情報部 渡邊 陽介)
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