需給動向 国内

◆鶏 卵◆

平成26年の鶏卵生産量はわずかに減少


 農林水産省「鶏卵流通統計調査」によると、平成26年(1〜12月)の鶏卵生産量は250万1921トン(前年比0.8%減)と、前年をわずかに下回った。

 月別に見ると、生産量が前年同月を上回ったのは2月と7月のみで、その他は前年並みまたは前年同月を下回った。26年においては、採卵用ひな餌付羽数が増加していたことや生産に適した気候が持続したことに伴う卵重の増加などにより、業界内では鶏卵生産量は増加しているとの声が多かったものの、統計を見る限りは、その影響は限定的なものであったと考えられる(図7)。

図7 鶏卵生産量の推移
資料:農林水産省「鶏卵流通統計調査」

 主産県別(上位10県)を見ると、右記のとおり、増減が分かれる結果となった。

 なお、関係者の話によると、27年上半期においては、採卵用ひな餌付羽数が増加していること、昨年のような大雪による鶏舎倒壊などもなく、生産に適した気候が続いていることなどから、今後の鶏卵生産は安定して推移すると見込まれるとのことである。

・茨城県 19万 350トン (前年比6.1%減)
・千葉県 17万 1977トン (同 1.1%減)
・鹿児島県 16万 6023トン (同 1.6%減)
・広島県 13万 3337トン (同 6.2%増)
・岡山県 12万 6246トン (同 0.4%増)
・愛知県 11万 4141トン (同 8.3%増)
・新潟県 11万 57トン (同 1.7%減)
・北海道 10万 5991トン (同 0.6%増)
・青森県 9万 5948トン (同 0.4%増)
・兵庫県 8万 1803トン (同 1.1%減)

(畜産需給部 藤原 琢也)


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