月報「畜産の情報」

2015年5月

ALIC

Monthly

目次

【話題】

乳用牛のベストパフォーマンス実現に向けて 畜産・飼料調査所「御影庵」主宰（乳用牛ベストパフォーマンス実現会議座長）　阿部　亮

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　輸入品仲間相場に大きな動き

◇豚肉　2月の豚肉輸入量は前年同月比5.6%の減少

◇鶏肉　鶏肉推定期末在庫、国産品の品薄感続く

◇牛乳・乳製品　はっ酵乳生産量、ほぼ前年並みで推移

◇鶏卵　平成26年の鶏卵生産量はわずかに減少

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国　牛肉生産量は依然、前年を下回って推移; 豪　州　牛肉輸出量、過去最高を記録; N　Z　2014年の肉牛飼養頭数は減少する一方、牛肉輸出量は高水準で推移
◇豚肉: 米　国　PEDの発生抑制により冬季の離乳子豚頭数は前年を上回る; カナダ　豚飼養頭数の増加に伴い、肥育豚価格が下落; E　U　民間在庫補助発動も、需要減により相場は軟調
◇牛乳・乳製品: 米　国　生乳生産量が14カ月連続で前年同月を上回る; E　U　生乳生産は調整局面に入り、前年同月比1.1%減; 豪　州　生乳生産、増加傾向で推移; N　Z　生乳生産、減少に転じる; アルゼンチン　2014年の乳製品輸出量、5.6%減; 中　国　粉乳輸入量、2015年も前年を下回る状況が続く
◇飼料穀物: 世　界　トウモロコシの生産量がわずかに上方修正; 米　国　トウモロコシ消費見込みが前月予想に比べ減少